お子さんに
・文章の意味を読み取る力を付けさせたい
・テストでいつも時間が足りなくなって困っている
・集中力を付けさせたい
と思っている方におすすめなのが「速読トレーニング」です。
でも速読ってどうやって身に付けさせたらいいの？と迷いますよね。
そこで今回は、子供におすすめの速読トレーニングについてまとめました。
・子供におすすめの理由
・速読力をアップさせる方法
・速読トレーニングに活用できるアプリ
などを紹介します。
ぜひ、速読に興味がある方、読む力を身に付けさせたい方は、参考にしてください。
速読トレーニングが子供におすすめの理由は？
速読が子供におすすめと注目されていますが、正直なんで！？と思う方は多いはず。
そもそも速読ってなに？子供におすすめしたい理由は？という疑問にお答えします。
速読とは
速読とは、文字を早く読むことです。
しかしただ単に、文章を読むのを早くすることではありません。
「文字を広く捉えること」
「脳内でイメージして理解すること」
これら両方が早くできることで、速読は効果を得られます。
◯文字を広く捉えること◯
私たちは文章を読む時、一文字づつ読んでいる訳ではありません。
無意識のうちに2〜3文字をセットで目に入れて、文字を固まりで把握しています。
「文字のかたまりを捉える」→「理解する」→「次の文字のかたまりへ」これを繰り返し、文書を読み進めているのです。
まずこの一連の作業を早くすることで読むスピードを上げるのが速読なのです。
◯脳内でイメージして理解すること◯
また、速読ができる人は、ただ読むのが速いわけではなく、読みながら自分の知識や経験に結び付け、それを瞬間的にイメージしています。
これが同時にできてこその速読なのです。
速読は特別な能力ではなく、個人差はありますが、スポーツのようにトレーニングをして、鍛えることができますよ。
速読の期待できる効果
速読を身に付けることで、様々な効果が期待できます。
言語学習に役立つ
速読の能力が付くと、単語をイメージとして覚えることができるようになります。
そのため、言語学習に必要不可欠な単語を効率よく習得できるようになるのです。
英語学習などスムーズにすすめやすくなりますよ。
物事を覚えるスピードが早くなる
速読の能力を身に付けると、右脳が活性化されます。
右脳が活性化されることで、映像処理能力が向上するため、物事を覚えるスピードが早くなるのです。
話のポイントを掴めるようになる
速読をしていると、脳内では自然と話のポイントを拾い上げるクセが付きます。
これは斜め読みや飛ばし読みと違い、重要なポイント以外を読み飛ばすわけではないため、全体をしっかり把握しながら、話のポイントを掴むことができるのです。
長文読解が早くなる
文章を素早く読んで理解できるため、長文読解が早くなり、国語のテストにも効果を発揮するのは嬉しいポイントですね。
国語以外の教科でも、文章を速く理解する能力を要求される問題はたくさんあるので、学習全体の役に立ちます。
判断力が上がる
速読は、見る力と見たものを脳に素早く伝え情報を処理する力を高められます。
そのため、瞬時に的確な判断ができるようになるのです。
記憶力が上がる
速読では文字を脳内で映像化し、右脳に覚えさせることができます。
そのため、自然と記憶力もアップするのです。
速読が子供におすすめの理由
速読には、上でお伝えしたような効果が期待できます。
そのため、
・英語など言語をスムーズに習得したい
・いつもテストで時間がない
・特に国語の長文問題が苦手
・国語に限らずどの教科も問題を読むのが遅い
・読書習慣を付けたい
・読書量を増やしていろいろな知識をもっと身に付けたい
・勉強だけでなくスポーツもできるようになりたい
・集中力をあげたい
このようにお子さんの学習やスポーツに対して、お悩みや考えをお持ちの方に、速読はおすすめなのです。
速読力をアップさせる方法
速読力はどのように身に付けさせたら良いのでしょうか。
速読力をアップさせる方法を紹介するので、チャレンジしてみましょう。
・長めで易しい文章を何度も読む
・語彙力を付ける
・1冊の本を何度も読ませる
長めで易しい文章を何度も読む
まずは、長めで易しい文章から始めましょう。
いろいろな文章を読むよりも、初めは同じ文章を何度も読んでトレーニングすることをおすすめします。
読み慣れた文章を速く読むことで、読むスピードの定着に繋がっていくからです。
語彙力を付ける
漢字や難しい言葉を理解できるよう語彙力を付けさせましょう。
子供の読むスピードが遅いのは、語彙力が足りず、読み進めていくにつれつまってしまうのが原因だからです。
語彙力を付けずにただ読むスピードを上げても、理解できないままで意味がありません。
まずは読むスピードが遅くなる原因の、語彙力を付けていく必要があるのです。
1冊の本を何度も読ませる
いろいろな本を読むよりも、1冊の本を複数回読むことをおすすめします。
1冊を何度も読むことで、文字を見て深く理解する感覚を養うことができるからです。
最初から早く読む必要はありませんよ。
1.まずはざっくり読む
2.気になった部分を集中的に読む
これを繰り返すことで、自分が興味をもつ文書を知ることができ、速度を上げていく感覚が少しずつわかるようになります。
子供の速読トレーニングにおすすめの無料アプリ、サイトは？
速読トレーニングは習い事として教室もあるため、専門的で難しそう、という印象がありますよね。
実は最近では、速読トレーニングに活用できるアプリもたくさんあるんです。
子供の速読トレーニングにおすすめの無料アプリを紹介します。
| アプリ | おすすめポイント |
|---|---|
| 速読訓練 | まず子供向けの童話など、わかりやすい文章でトレーニングを始めたい方におすすめ |
| 瞬間速読 | スピードと同時に文章を理解する力も身に付けたい方におすすめ |
| 速読術 – sokudoku | 何から始めたら良いか迷っている方に、まず試してみるならこのアプリがおすすめ |
どれも iPhone、Androidどちらも対応しています。
では、それぞれのアプリについて解説します。
速読訓練
もも太郎など、子供むけの童話も収録されているため、小学生のお子さんから速読トレーニングに取り組みやすいアプリです。
速読訓練は、画面上に物語の文章や詩などがどんどん流れてきます。
文章が流れるスピードも調整可能で、子供に合わせてトレーニングすることができますよ。
親のある分かりやすい文章で取り組めるため、苦手意識を持ちにくく、楽しくトレーニングすることができます。
瞬間速読
走れメロスなど、有名作品で速読トレーニングができるアプリです。
瞬間速読は、文章を短く分割し表示し、その短文がスピーディーに切り替わっていきます。
そのため、読むスピードだけでなく、内容を理解しながら速読の力も身に付けられるのです。
スピードと文章を理解する力、両方を効率的にトレーニングすることができます。
速読術 – sokudoku
速読術 – sokudokuには、速読に役立つエクササイズが20以上収録されています。
集中力や視点の素早い動かし方など、速読を身に付けるために必要なトレーニングがこれ1つで取り組むことができますよ。
実際に文章を読む前に、基礎的なところから速読に繋がるトレーニングを少しずつ始めたい方におすすめです。
まとめ
速読トレーニングについて、子供におすすめの理由や、速読力をアップさせる方法、活用できるおすすめのアプリを紹介しました。
速読はただ単に読むのが早くなるわけではなく、理解する力を付けスピードを上げることができます。
お子さんの学習や知識の幅を広げていくことができ、文章を好きになれるため、速読は子供におすすめですよ。
専門の教室もありますが、アプリなどを利用したり自分たちでトレーニングすることもできるため、ぜひチャレンジしてみてください。
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