子供に習い事をさせたいけれど通うのが大変という方が利用したいのが、通信教育ですね。自宅で学習するので子供を通わせる手間が省け、比較的短時間で勉強させることができます。また、公文や塾などに通わせるよりも安く済む点も良いですよね。通信教育の中で最も有名なのはベネッセが運営するこどもちゃれんじや、進研ゼミです。子供の頃に利用していた親も多く、知らない人は少ないのではないでしょうか。こどもちゃれんじの対象は0歳からで、進研ゼミは大学受験を控えた高校生までが対象になっています。0歳から高校生まで続けることもできますが、子育て家庭には大きな出費になります。では、いつまで続けるのが良いのでしょうか?ちゃれんじのメリット、デメリットと一緒にまとめていきます。
通信教育のメリットは?
ちゃれんじのメリットを4つご紹介します。
・自宅で学習する習慣が身に付く
宿題や課題など、自宅で学習する必要があるものは必ずあります。普段からちゃれんじで自宅で学習する習慣を身に付けておけば、宿題なども自分から取り組む子供になります。親からすると宿題をしていなくて怒る必要がなくなりますね。
・教材や付録に子供が興味を持ちやすい
教材や付録に子供が興味を持つように工夫をされています。教材は絵を多くして子供が文字だけでは理解しにくいことも理解しやすくしていたり、付録も年齢に合わせて遊びながら学習できるようになっていたりするものが多いです。
・塾より安い
公文や塾などに通うと月に数万円かかることがありますが、ちゃれんじだと数千円で済み、およそ10倍近く金額の差があります。子育てをしていると食費や光熱費などお金がかかることばかりなので、教育費を安く済ませられることが良いですね。
・短い時間で学習できる
自宅で学習をするので塾などに通う時間を短縮できます。また、ちゃれんじの1回あたりの勉強時間は数十分程度と子供が無理なくできる時間に設定されていて、塾などに比べて短い時間で学習できます。
通信教育のデメリットは?
ちゃれんじのデメリットを3つご紹介します。
・他の人とコミュニケーションをとることが少ない
塾などに通えば先生や他の生徒と話してコミュニケーションをとることができますが、ちゃれんじは1人で学習するのでコミュニケーションをとる機会が少ないです。
・子供の好きな勉強しかしなくなる
ちゃれんじは子供が自分のペースで勉強を進めることができます。そのため、子供が得意な科目や好きな科目ばかり勉強して、苦手な科目を勉強しない可能性があります。また、タブレットなどの付録を使って学習する時に、答えのみを暗記して、その答えにたどり着くまでの過程を学習していないことがあります。
・付録や教材が増える
付録や教材が毎月届き、捨てずにとっておくとどんどんたまっていきます。置き場がなくなって整理整頓に困ったり、処分する手間がかかったりします。
もし現在ちゃれんじをいつまで続けるか悩んでいる場合は、デメリットがどのくらいご自身の負担になっているか考えてみて下さい。メリットよりもデメリットが負担になっている場合は、辞めることを検討してみてはいかがでしょうか。
実際のみんなの辞めた理由は?
実際にちゃれんじを辞めた人たちの理由をまとめてみました。
・他の教材や習い事を始めて時間がなくなった
・子供がちゃれんじをしなくなった
・付録が多くて必要なくなった
・日々の学校での勉強と宿題で足りている
辞める理由も様々ですが、子供がちゃれんじで勉強をしなくなったという理由が多かったです。子供がちゃれんじをする時間が少なくなったり、ちゃれんじをしなくても学校での学習や他の教材などで学習が足りるようになったら、辞めることを検討してみても良いかもしれません。
通信教育、いつまで続ける?まとめ
ちゃれんじをいつまで続けるかは、子供の様子を見ながら検討して下さい。子供がちゃれんじを進んで学習しているか、ちゃれんじで学習した成果が学校での成績に生かされているか、子供を観察して辞めるか判断するようにしましょう。親がちゃれんじを辞めることを検討し始めた時に、子供にそのことを伝えてみるのも良いかもしれません。子供がそれでもちゃれんじで学習をしなかったり、成績が伸び悩むのであれば、ちゃれんじが子供に合っていない可能性があります。ちゃれんじは辞めてもまた簡単に始めることができますので、必要になればまた始めてみようと辞めることに悩みすぎないで下さいね。
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