中学受験を控えていると、習い事をどうするかという悩みが出てきますよね。特に、幼いころから習っていることであれば、中学受験勉強のために辞めるのはもったいない!でも、続けたくても本当に両立が出来るのかどうか不安と、気になることはたくさん。本記事では、中学受験を控えたみなさんが気になる、習い事について、
・中学受験につながる習い事ってどんなもの?
・両立するならどんな習い事がいい?
・やめる方がいい習い事は?
という疑問について、調査してみました!中学受験を控えている方必見です!
中学受験につながるおすすめの習い事は?
どうせ習い事をするなら、中学受験のためになる習い事をしたいという方は多くいらっしゃいます。
習い事を選ぶポイントの1つとしては、受験をする学校の学習傾向に合わせた力がつくものが挙げられます。
例えば、論理的思考を養うことに重きをおいている学校、若しくはたくさんの知識をつけることが求められる学校など、学校によって学習傾向は必ずあります。
そこに合わせた習い事を選ぶことで、楽しみながら自然と必要な力をつけることができます。
習い事と一言で言っても種類はたくさん。
ここでは、中学受験につながるという意見が多い習い事を、6つ紹介します。
・思考力を養うならプログラミング
論理的思考を養うなら、プログラミングがおすすめです。プログラミングを通して、自分でやり方を考えながら、正解へと導いていく力がつきます。
・試験に役立つそろばん
そろばんをやっていると、頭の中で計算する癖が身に付きます。瞬時に頭の中で計算する力は、限られた時間内でたくさんの問題を解く試験でも役立ちます。
・予習復習ができる通信教育
進研ゼミやZ会など、教材が自宅に届くものや、タブレット学習できるものは、自分のタイミングで勉強ができ、空き時間を有効活用することができます。また、学校の授業とは違い、自分の得意な科目は先取学習ができ、苦手な科目は、自分のペースでじっくり理解しながら進めていけるというメリットもあります。
・先取り学習ができる公文
東大生の多くが習っていたことがあるという公文。とにかくたくさんの問題を解いていくスタイルですが、出来る子は学年を先取りして問題を解けるので、自分の能力に合わせた学習が実現できます。
・集中力がつく水泳
一つの泳ぎ方を習得するには、手の動きや呼吸のタイミングなど、正しいタイミングで行わなければ上手く前に進みません。一つ一つの動作に気をくばる必要があるので、集中力が身に付きます。また、水に触れることはリラックス効果があり、身体を動かすことで勉強のストレス発散にもつながります。
・正しい姿勢が身に付くピアノ
ピアノは背筋を伸ばし正しい姿勢で弾かないと、上手く弾くことができません。正しい姿勢が身に付くので、長時間机に向かって勉強をする受験勉強の際にも役立ちます。また、右手と左手で異なる動きをするため、脳にもいいと言われています。
筆者自身も、ピアノは高校生まで続けていました。今思えば、机に向かって勉強をする際にも、姿勢が気になって背筋を伸ばして勉強をする癖がついていたと思います。中学受験を成功させるために、どんな力をつけたいか、ぜひお子さんと話し合ってくださいね。
中学受験でも両立するべき習い事ってある?
本格的に受験勉強が始まる小学校高学年になると、今までやってきた習い事を本当に両立するべきか、迷いが出てくると思います。
習い事をするには体力と時間が必要になるので、受験勉強に支障が出ないという事が一番ですね。
とはいえ、お子さんの中には、絶対にこの習い事はやめたくない!という考えの方もいらっしゃると思います。
そんな時は、今の習い事が以下のポイントに沿っているかどうかを基準に、両立できる方法を考えてみてください。
・課題が少ないもの
芸術系や英会話など、習い事の時間以外で課題が少ないものもあります。楽器やスポーツについては、毎日練習の時間が必要になるので、勉強時間が圧迫されますし、体力の負担にもなる可能性があります。勉強との両立の負担にならないよう、課題の少ない習い事かどうか考えてみましょう。
・やっていて楽しく、気分転換になるもの
毎日机に向かって勉強ばかりしていると、気分が滅入ってしまうかもしれません。そんな時の気分転換として、気軽に続けられる習い事だと両立をしやすいですね。また、習い事を通してできたお友達や先生たちとのちょっとした会話も気分転換に繋がるので、通う時間が勉強時間を圧迫しないようであれば、続けてもいいかもしれません。
・オンラインの習い事
受験生の毎日は時間との勝負!少しでも空き時間があれば、勉強したいと思うお子さんもいらっしゃるかもしれません。オンラインでできる習い事であれば、通う時間が省けますし、通信環境があれば場所を選ばず出来るので、お出かけの移動時間を利用して両立が可能です。
勉強時間の確保と体力の消耗が少ないものであれば、無理なく両立が出来そうですね。せっかく今まで頑張って続けてきたことですし、やり方を変えられるのであれば、ぜひ両立を視野に入れてみてください。
中学受験でやめる方が良い習い事の基準は?
年齢的にも、まだまだ勉強よりも自分が楽しい事を優先したい頃、勉強漬けにするのは親としても気が引けますよね。
それでも、中学受験に集中するため、以下のポイントに当てはまるなら習い事は、タイミングや期間を決めてやめる方が良いです。
・課題が多いもの
特に、楽器関係の習い事でネックとなるのが、課題です。楽器は日々の練習があってこそなので、一生懸命に取り組みたいのであれば、毎日1時間でも練習時間をとる必要が出てきます。勉強もしなければ、楽器の練習もしなければと、やるべき事が多すぎて疲れ果ててしまうかもしれません。それならば、次の発表会までで一旦終わろう!などと、やめるタイミングを決めて、スパっとやめてしまう方がいいかもしれません。
・チーム単位でのスポーツ
野球やサッカーなど、チームで勝利に向けて取り組むスポーツは、チーム内での役割がある分、休みながらいくと周囲に迷惑をかけてしまうかもしれません。毎日の練習に参加できなくて申し訳ないとおもうのであれば、タイミングを決めてor受験までの1年間と機嫌を決めてやめる方が、負担が減りしっかりと勉強に取り組むことができます。
中学受験は体力との勝負でもあります。気分転換のために両立しようと思っていた習い事が、いつの間にか負担になっている可能性もあるので、そうならない為にも、期限を決めてやめるという選択肢を持っておいた方がいいですね。
まとめ
中学受験は時間と体力の勝負。何を優先しなければいけないか考えるいい機会にもなるので、ぜひお子さんと一緒に考えてみてください。
・中学受験につながる習い事選びのポイントは、受験先の学校の学習傾向に合わせること。
・習い事は気分転換にもなる!両立するなら、課題が少なく時間や体力の負担にならないものを選ぶ。
・課題が多いものや、チーム単位での習い事は負担になる可能性があるので、辞めるタイミングを事前に決めたり、期限を決めて活動を休止する手も!
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