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中学受験の過去問はいつ発売される?東京学参と声の教育社はどちらがおすすめ?

中学校受験

中学受験の過去問情報についてまとめました。

「過去問」は、中学受験の勉強で重要な役割を果たします。

志望校の出題傾向を知るだけでなく、合格の可能性を判断するためにも、本番に向けての実戦練習をするためにも役に立つ重要なものです。

合格へ向けて必要不可欠な教材になるため、できるだけ早く手に入れて勉強したいですよね。

そこで、中学受験の過去問はいつ頃販売されるのか、過去問を出版している「東京参学」と「声の教育社」の比較を紹介します。

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中学受験の過去問はいつ販売される?

中学受験の過去問は、学校によって販売時期が異なります。

そのため明確な販売時期はお伝えできませんが、例年であれば販売される時期の目安は、

開成・麻布・武蔵などの御三家をはじめ名門校の過去問がまず、3月下旬頃から販売されはじめます。

難関校から順に夏頃には出揃い、中には少し遅くに販売されるところもあるため、遅くとも10月のはじめ頃までには全て販売されるはずです。

しかし、中には過去問が販売されない中学もあるため、注意してください。

志望校が決まっている場合は、できるだけ早く手に入れることをおすすめします。

お子さんの勉強が仕上がる10月頃から着手し、本番の2〜3週間前にできるよう1回分をとっておくといいですよ。

過去問は中古でもいい?

フリマサイトやオークションなどであればいつでも過去問は手に入ります。しかし、昨年の問題は入っていませんし、書き込みがされているなどのデメリットも・・・。モチベーションも上がるため、できれば新品をおすすめします。ですが過去までさかのぼって実際の試験がどんなものか知りたい方には活用していただけるかもしれません。

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中学受験の過去問の東京学参と声の教育社を比較

過去問の出版元と言えば、「東京参学」と「声の教育社」の2社があります。

どちらの過去問がいいのか、それぞれ比較しました。

「東京参学」と「声の教育社」特徴を比較

東京参学声の教育社
・掲載年数が多い
・問題の難易度が明確
・過去問の使い方の解説がある
・細かな解説がある
・入試データの分析が詳細
・国語の問題の掲載数が多い

ではそれぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

東京参学

東京参学は、過去問はもちろん問題集、入試ガイドなど様々な一般書籍も販売している出版社です。

最近は、コンビニで解答用紙が印刷できるサービスが導入され、人気を高めています。

【掲載年数が多い】

学校によって異なりますが、声の教育社よりも掲載年数の多いのがまず特徴の一つです。

中学受験の男女御三家の掲載件数はここ10年ほど同じですが、学校によっては2〜5年分程、掲載件数に差があることもあります。

掲載件数が少ないと、どうしてもその学校の出題傾向を掴むのには不十分です。

少しでも多くの問題を解いて慣れるためには、多くの問題を解く方が優位です。

【問題の難易度が明確】

東京参学の過去問には、問題の難易度がそれぞれの問題に記載されているのも特徴です。

「基本」「重要」「やや難」の3種類に分類されています。

問題の難易度が記載されていることで、解くべき問題の優先度を付けられるため、効率的に勉強することができますよ。

【過去問の使い方の解説がある】

過去問の使い方の解説があるため、初めて過去問を使う方や効率的に勉強したい方におすすめです。

東京参学の過去問には「過去問の目的」「開始時期」「活用法」「科目ごとの進め方」など、使い方全般の説明が2ページ程掲載されています。

中学受験で鍵となる算数に関しては、偏差値55以上・未満で分けて使い方を説明してくれています。

声の教育社

声の教育社は、中学受験で最もメジャーな過去問集の出版元です。

250校ほどの学校の過去問を扱っている、中学受験の過去問の定番とも言える根強い人気があります。

【細かな解説がある】

声の教育社の方が解説が丁寧と言えるでしょう。

過去問は塾で細かな解説をしてもらえないことがほとんどです。

過去問は自宅学習で使用することが多い教材でもありますので、細かな解説がある方が理解度も上がり解き直しもはかどりますよ。

【入試データの分析が詳細】

入試データの分析が詳細なのも声の教育社の大きな特徴です。

主に倍率や合格者数、科目別の平均点数など細かなデータ分析が掲載されています。

そのため、どの程度レベルに自分がいるのか知ることができ、モチベーションもあげられますよ。

【国語の問題の掲載数が多い】

年度や学校によって異なりますが、東京参学よりも比較的国語の問題の掲載が多いです。

国語は著作権の問題で過去問には掲載されないことがあります。

そんな中、声の教育社の方が掲載数が多い傾向にあるため、志望校の国語問題の掲載数など事前に確認してみましょう。

「東京参学」と「声の教育社」どちらがおすすめ?

どちらの過去問もそれぞれに特徴があり、メリットがありますね。

東京参学と声の教育社は以下の方におすすめです。

東京参学声の教育社
・少しでも多くの問題にふれたい方
・効率良く勉強したい方
・過去問の開始時期や効率的な使い方を知りたい方
・詳しい解説で入試問題への理解を深めたい方
・自分の実力が合格までどれくらいなのか知りたい方
・少しでも漏れなく国語の問題にふれたい方

過去問はどのように選べばいい?

過去問を選ぶ際は、以下をポイントに選びましょう。

・掲載されている問題の数

・解説の分かりやすさ

・塾の指示

効果的に過去問を使用するには、第一志望校なら過去5年分の問題は解きたいところです。

多くの問題にふれるために、できるだけ多くの過去問が掲載されているものがおすすめになります。

また、問題を解くだけで実力がつくわけではないため、解説の分かりやすさもかなり重要なポイントです。

点数を伸ばすため、理解を深めるには解説が詳細に分かりやすく掲載されているものを選びましょう。

そして、中には志望校ごとに塾で指定される場合もあります。

塾の先生にどこの過去問を利用するといいか相談するのも一つの方法ですよ。

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まとめ

中学受験の過去問の販売時期や過去問を出版している「東京参学」と「声の教育社」の比較をまとめました。

・中学受験の過去問は、3月下旬頃から10月のはじめ頃に販売される。

・東京参学は掲載年数が多く、問題の難易度が明確になっており、過去問の使い方の解説があるのが特徴

・声の教育社は、細かな回答の解説と入試データの分析が詳細で、国語の問題の掲載数が比較的多いのが特徴

・多くの問題を解いて慣れたい方には東京参学が、詳しい解説で理解を深めたい方には声の教育社がおすすめ

志望校の出題傾向を知るのはもちろん、実戦練習や合格までの実力の判断のためにも、

過去問を利用してより深く、効率的に勉強ができるといいですね。

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