赤ちゃんへの読み聞かせ効果や0歳のお子さんにもおすすめの絵本についてまとめました。
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせ、毎日習慣にされているご家庭も多いかと思います。
そんな中、赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて、
いつからいつまでしたら良いの?
本当に効果ってあるの?
と愚問も出てくるのではないでしょうか。
絵本の読み聞かせは、まだ意思疎通が難しい赤ちゃんの大切なコミュニケーションの1つです。
実際に、どの様な効果が期待できて、いつからいつまでがベストな時期なのか、
知識として知っておくだけでも、赤ちゃんへの絵本読み聞かせへの向き合い方も変わってくるのではないでしょうか。
そこで、赤ちゃんの絵本の読み聞かせ効果などについてご紹介します。
絵本の読み聞かせっていつからいつまでする?
絵本の読み聞かせはは、いつからいつまでしたらいいでしょうか?
これには明確な答えはありません。
絵本の読み聞かせは、いつから始めてもいいですし、いつまでもおこなっていいものです。
赤ちゃんが、お腹の中にいる頃から読む人もいます。
生まれてすぐでもいいですし、少し大きくなってからでもいいでしょう。
絵本は大きくなっても、大人でも、ずっと読み続けることができます。
生まれてすぐは反応もあまりなく、読んでも意味ないのでは?と思いますが、赤ちゃんはお腹の中にいる頃から聴力は発達しています。
パパやママ、読む人が楽しむ気持ちで、読まないといけないんだ!と気負わずに、赤ちゃんとのコミュニケーションの1つとして、気軽に絵本を活用できるといいと思いますよ。
絵本の読み聞かせ・赤ちゃん(新生児)でも効果はあるの?
新生児の赤ちゃんへの読み聞かせなど、まだ言葉を理解できないから意味がないのでは?と思われるのではないでしょうか。
赤ちゃんは耳や目など、体中でまわりの感覚を感じているため、一見反応がないように見えても、実はちゃんと聞いているし、楽しんでいるため効果がないことはありません。
確かにまだ新生児のうちは、絵本を読んで内容を理解する、というのは難しいです。
反応もあまりないでしょう。
ですが、耳はきちんと聞こえています。
生まれてすぐは、絵を見せてもあまり見えていない為、音で楽しめるような絵本を選ぶと赤ちゃんも楽しめると思いますよ。
読む人も抑揚をつけたり音の変化を意識して、楽しみながら読むといいですね。
まだ新生児のうちは絵本を読んで内容を理解する、というのは難しいですが、絵本を楽しみ本と触れ合う事はできますよ。
生後3ヶ月〜7ヶ月頃の赤ちゃんへの読み聞かせ
赤ちゃんは、生後3ヶ月〜7ヶ月程度で、視覚、聴覚が発達し始めて、少しずつ、ものや色、音を判別できるようになっていきます。
この時期の赤ちゃんへ読み聞かせる本は、ハッキリした色使いや、形の絵のものがおすすめです。
丸や、四角など、わかりやすく大きく描かれた絵で、赤や黄、黒などハッキリとした色合いの絵本を選んであげましょう。
生後8ヶ月以降の赤ちゃんへの読み聞かせ
生後8ヶ月頃になるとおすわりや、はいはいが出来るようになり、好奇心がいっぱいになります。
人の話しかけにも反応するようになります。
何でも口に入れたり、自分で手に取って遊んだりします。
これくらいの時期の赤ちゃんには、赤ちゃん自身が自分で持てる大きさや重さで、角が丸く安全で、丈夫なボードブックがおすすめです。
自分でめくれるような、しかけ絵本や、音が出る絵本なども夢中になって遊べると思いますよ。
なめても大丈夫かどうか、誤飲やケガはないか気をつけつつ、赤ちゃんが興味のあることをやらせてあげましょう。
絵本の読み聞かせ・0歳にもおすすめの絵本
0歳の赤ちゃんへの絵本選びのコツやおすすめの絵本を紹介します。
0歳の赤ちゃんには、以下のポイントを押さえて絵本を選んでみてください。
赤ちゃんが興味を持ちやすいと思いますよ。
- 黒、赤などのハッキリした色使いのもの
- 丸、四角などわかりやすい絵もの
- 犬や猫など身近な動物が出てくるもの
- 短い音やリズムがある言葉のもの
- いろいろな素材で触ったりできるもの
- しかけがあるもの
これらのポイントを含め、おすすめの絵本をみていきましょう。
ぜひ絵本を選ぶ際の参考にしてくださいね。
じゃあじゃあびりびり
(作・絵 まついのりこ 出版社・偕成社)
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」などたくさんの音が、絵とピッタリの構図で配置されています。
まるで本当に音が出ているような気持ちになります。
ハッキリした音と絵なので、赤ちゃんのはじめての絵本にピッタリです。
いっしょにあそぼ しましまぐるぐる
(作・絵:かしわらあきお 出版社・学研)
黒、白、赤などハッキリした色合いと、しましま、ぐるぐる、というリズムのある言葉が続く絵本です。穴があいているページもあり、指を出し入れして遊ぶこともできます。
魚や犬など、わかりやすい絵もかわいいく、しっかりした作りの丈夫な絵本です。
ふわふわだあれ
(作・絵 いりやまさとし 出版・学研)
いりやまさとしさんの絵は、どの絵本もとにかくかわいいです。
この絵本は、ひよこのぴよちゃんを始め、動物達が優しい色合いと表情で描かれています。
動物達の毛なみが、それぞれさわれるようになっていて、毛なみをさわって、何の動物か、ぴよちゃんと考えるという内容です。
モコモコや、ふわふわなど、いろいろなさわり心地で楽しいです。優しい気持ちになれる絵本です。
軽いので持ち運びにもいいです。
にゃんにゃんわん!
(作・わだことみ 絵・冬野いちこ 出版社・岩崎書店)
犬、ねこなどのたくさんの動物たちがかくれていて、「だんだんだぁれ?」という問いかけにあわせて、しかけをめくると動物が出てくる絵本です。
めくると出る動物も、ユニークなポーズや言葉でおもしろいです。
私の娘はこの絵本が大好きで、毎日のように読み聞かせをして、自分でめくれるようになると1人で夢中になってめくっていました。
たまごのえほん
(作・絵・いしかわこうじ 出版社・童心社)
卵を割ると何がでるの?
卵の殻をぺりぺりめくるしかけは、3方向にめくるようになっているのがおもしろいですし、指先のトレーニングにもなります。
1枚ずつめくって、少しずつ見せながら「何かなー?」と遊ぶと楽しいです。
めくると意外なものが出るものにも驚きます。
おいし~い
(作・いしづひろこ 絵・くわざわゆうこ 出版社・くもん出版)
かわいい赤ちゃんのイラストが印象的な絵本です。
おにぎりや、かぼちゃなどいろいろなご飯を食べて「おいし〜い」!
食べるって楽しい。幸せな気持ちになれます。
だるまさんが
(作・かがくいひろし 出版社・ブロンズ新社)
赤くてコミカルな表情のだるまさんが印象的です。
「だ・る・ま・さ・ん・が」のかけ声とともにページをめくると…「どてっ」
ページをめくるたびに、だるまさんの動きや表情がユニークで、思わず笑ってしまう絵本です。
少し大きくなってからも、「読んでー!」とリクエストされる人気の作品です。
だるまさんシリーズはどれも面白いのでおすすめです。
他には、音や音楽が出る絵本、布絵本もおすすめです。
布絵本は、ベビーカーに付けられるものが多く、たくさんのしかけが付いていて、お出かけや持ち運びに便利で、赤ちゃんも楽しめます。
音楽が出る絵本は、手遊び歌などが収録されているものが多く、一緒に歌ったりできます。
また、犬や猫など身近な動物の鳴き声が収録されているものもあり、赤ちゃんと楽しく遊ぶことが出来ます。
まとめ
まだコミュニケーションが難しい赤ちゃんにとって、絵本を読んで触れ合うことは、大切なコミュニケーションの1つであり、赤ちゃんの心や体の発達、豊かさに繋がります。
絵本を読んでいる時の声や仕草、笑顔などの顔の表情を聞いて、見て、赤ちゃんは、お母さん、お父さん、身近な人との安心感や信頼感を得られますよ。
絵本を読む時は、赤ちゃんの顔を見たり、手をぎゅっとしたり、お腹や顔を優しくポンポンしたり、言葉以外にも触れ合いながら読むと赤ちゃんもわかりやすく、大切なコミュニケーションになります。
おやすみ前ならゆったりとした気持ちと声で触れ合ったり、その時の状況で変えるのもいいですね。
1回読んで、反応がなかったな、あんまり好きじゃないかも、と思っても少し成長してから読んだら、違う反応だったりするので、
この月齢の時にはこれ!と決めつけずに反応をみて繰り返し読んだり、読む人の気分や、赤ちゃんの様子で選んでもいいと思います。
(月齢より上の絵本の取り合いには安全面等注意して下さい)
絵本は赤ちゃんから大人まで幅広く楽しむことが出来ます。
疲れて絵本を読む気になれない時は無理して読まなくて大丈夫です。
読む人も楽しく、赤ちゃんとの触れ合いの1つとして、絵本と赤ちゃんと楽しい時間を過ごせるといいなと思います。
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