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国語力を伸ばす!高校生で国語力のない人とある人の特徴とは?おすすめの本、小説もご紹介!

国語力

国語の勉強の仕方が分からない、試験勉強を頑張ってもなかなか点数が上がらない、と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

それもそのはず、国語は継続して勉強しなければ、身に着けることが難しい教科です。

でも、国語力をつけることで、国語の点数が上がることはもちろん、他の教科の理解力も深まったりと、とてもプラスに働くんです!

高校生になった今ではもう遅い⁉いいえ、国語力は今からでも伸ばしていくことができます。

2021年1月から、大学入学共通テストが始まり、国語の試験では思考力・判断力・表現力が問われる内容に変わり、文章量も今までの3倍に変わりました。

これらの力を身に着けるためには、日々の努力は必須です。高校生になった今からでも遅くはありません。

本記事で、国語力を伸ばす方法をチェックしていきましょう♪

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高校生で国語力ってなんで大事?  

高校生にもなると、語彙や文章量が一気に増えるので、国語がますます難しく感じますよね。

でも、国語の勉強をすることは、定期試験や大学受験でいい点数をとるためにはもちろん、他の教科の内容を理解することにも繋がります。

さらには、社会に出て仕事をする際にも、仕事の内容理解やコミュニケーションをとる上で、重要な役割を担うことになります。

国語力は、すべての学びに生きていく力なのです。

そんな国語力は、大きく分けて6つの力で構成されています。

語彙力:言葉の意味がわかり、使うことができる力

文法力:主語と述語、目的語などの文法を理解できる力

読解力:文章の内容を深く理解できる力。重要なキーワードとそうでない内容との区別や、文脈の理解も。

記述力:文章を書く力

要約力:文章のキーワードとキーセンテンスをつなげ、言いたいことをまとめる力

共感力:登場人物の気持ちや考えを、文章から読み取る力

国語力を伸ばすには、上記すべての力が必要になってきます。

試験の前だけ勉強しても、国語の成績がなかなか上がらないという人は、日頃から意識して、上記の力を鍛えていく必要があります。

国語力のある人は、日ごろからどの様に勉強しているのでしょうか?国語力の無い人と比較して、勉強のヒントを探っていきましょう。

高校生で国語力のある人の特徴  

気になることがあればすぐに調べたり、他の人の話の中で、自分が分からないことがあればすぐに質問をする。

国語力のある人は、インプットとアウトプットを上手く使って日々勉強しています。

【文章に触れる機会をたくさん作る】

日ごろから文章に触れる量が多く、さらには内容を丁寧に読んで理解しています。文章に触れる機会が多いということは、様々なテーマに多く触れるということなので、経済・歴史・科学や情報等、各分野の知識も増えていきます。大学入試では、様々なテーマに沿った問題が出されるので、前知識があるかないかで、問題の意味が頭にすんなりと入ってくるかどうかが分かれます。

【語彙量が多い】

各専門分野によって、専門用語であったり、一目見ただけでは意味が分からない語彙が出てくることが多々あります。そんな時は、辞書で意味を調べた上で、文章全体の意味をきちんと理解するようにします。

【文章の要約をする】

読んだ文章を自分の言葉で要約していきます。例えば、小説を読んだ時は、どこで・誰が・何をしたかをまとめます。論文を読んだ時は、筆者の言いたいことは何かを、読みながら一章毎にまとめていきます。

【人に話す】

要約した内容は自分の中で留めておかず、自分の言葉で誰かに話すようにします。他の人に、おもしろかった本の内容を簡潔に伝えるイメージですね。本の内容を自分が理解していなければ、相手にもうまく伝わりません。また、人に話すことで表現力が鍛えられ、試験での記述式問題の練習にもなります。この様に日々、インプット・アウトプットを上手く使い分けていることが分かりますね。それでは、次に国語力がない人はどうでしょうか?

高校生で国語力のない人の特徴 

授業で先生の言っている意味が分からないのは、頭が悪いせいだと思っていませんか?いえいえ、じっくり話を聞いて、分からない事を質問することから勉強は始まります。国語力のない人は、そもそもインプットが出来ていないことが多いようです。

【文章は斜め読みをしている】

本や新聞を読むとき、文章を目で追うだけで、斜め読みをしていませんか?その原因として、文章の意味が分からないため、雰囲気だけで読み進めているからかもしれません。これでは、いくらたくさん文章を読んだところでも、力がつかず、結果として本に触れる機会が少なくなってしまいます。

分からない語彙はスルー】

特に、テレビやSNSを見る時間が多い人に多い傾向です。テレビやSNSは、見ている人がすぐに理解できる内容になっているため、深く考えながら見る必要がありません。知らない語彙が出てきたとしても、気づかずにそのまま流しているかもしれませんね。

こんな風に過ごしていると、時間がもったいないですよね!1日に5~10分でもokです。まずは、文章を丁寧に読むことから始めてみませんか?次の章で、おすすめの本や小説を紹介していきます!

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高校生で国語力を伸ばすおすすめ本、小説とは? 

いきなり本を読めと言われても、何から手をつけていいか分からない。。

まずは、自分が少し知っているという本や、簡単なものから手にとってみることをおすすめします。

まずは、教科書でよく目にする名作を読み進めていくのはどうでしょうか?授業で習った時と、また違う目線で読む楽しさがあります。

「注文の多い料理店」宮沢賢治

「羅生門」芥川龍之介

「走れメロス」太宰治

「山月記」中島敦

「吾輩は猫である」夏目漱石

「星の王子様」サン=テグジュペリ

名作はちょっと難しいな、、という方へは、こんな本もおすすめ♪

「桐島、部活辞めるってよ」 朝井リョウ

短編小説の様に、どんどん読み進めていける小説です。部活動という、高校生にも身近な設定で、登場人物に共感できることが多く、読書習慣のきっかけとして読み始めてみてください。

読書よりも、まずは試験対策を進めていきたい方へはこちら。

「現代文キーワード読解[改訂版]」 Z会編集部

語彙力を高めるならこの本。高校生になると、一気に文章が難しくなり、難しい語彙も増えますが、この本は図解やイラストが多く、意味を理解しやすい内容になっています。

「超入門 名作書き写し文章術 1日10分続けるだけ」 高橋フミアキ

文章を書き写しながら、書く力や読解力が自然と身につく一冊。名作も少しずつ読むことができるのもポイントです。

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まとめ

国語力を伸ばすために、今の自分に必要なことは見えてきましたか?日々の積み重ねが大切ですが、勉強方法はいたってシンプル。とにかくたくさんの文章に触れて読解力を身に着け、語彙力を増やし、人との会話の中で表現力を磨いていくことです。難しく考える必要はなく、毎日の生活の中で、自分が楽しんで学べる方法を探していきましょう。高校生の今からでも遅くはありません!

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