お子さんの習い事で、何年もの間、上位に入ってくるのが「ピアノ教室」
一言でピアノ教と言っても教室がたくさんあり、どこにしようか迷いますよね。
よく個人教室がいいよ！と聞きますが実際どうなのでしょうか？
そこで個人ピアノ教室について知りたいと思っている方に向けて
・個人教室のメリットとデメリット
・大手のヤマハ音楽教室との比較
・個人教室の料金相場や評判
などをまとめました。
個人教室と大手教室のどちらがいいか迷ってる方、違いを知ってお子さんに合うピアノ教室を選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
個人ピアノ教室のメリット、デメリットは？
先ほども少し言いましたが、ピアノ教室は個人教室がいい！と聞くことがよくあります。
実際はどうなのでしょうか。
個人ピアノ教室のメリットとデメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・先生が代わることがない ・指導力のある先生が多い ・月謝など比較的安いところが多い ・時間や曜日の融通がききやすい | ・先生と合わないと辛い ・トラブルや辞めたい時に対処しづらい ・発表会などがない場合がある |
個人ピアノ教室のメリット
個人ピアノ教室のメリットについて詳しくみていきましょう。
先生が代わることがない
大手と違い先生の異動や退職がないため、先生が代わることがないのが、まず一つのメリットです。
同じ先生で続けていけるため、相性の合う先生であれば尚更、子供も安心してレッスンに取り組めます。
先生が頻繁に変わるとお子さんも落ち着かないですよね。
同じ先生であればお子さんのクセや良いところ、改善点をよく理解して指導してもらえるのではないでしょうか。
指導力のある先生が多い
指導力のある先生が多いのも、個人教室のメリットです。
大手に所属していなくても生徒が集まるということは、指導力のある人気の先生が多いということではないでしょうか。
子供のことをしっかりわかっている先生に、レベルの高いレッスンを受けられるのは嬉しいですよね。
月謝など比較的安いところが多い
地域差などはありますが、個人教室は大手と比べて、月謝や発表会にかかる費用など、比較的安いところが多いですよ。
大手と違い、中間マージンがないからです。
価格を抑えたい方には、個人教室はおすすめですね。
時間や曜日の融通がききやすい
個人教室は大手よりも、時間や曜日の融通がききやすい特徴があります。
感染症で休んでしまった場合も、大手は振替がなかなかできないことが多いですが、個人の場合は振替レッスンをしてくれるところもありますよ。
他の習い事や学校との調整がしやすいのは助かりますよね。
個人ピアノ教室のデメリット
個人ピアノ教室のデメリットの詳細はこちらです。
先生と合わないと辛い
先生との相性が合わないと、続けていくのが辛くなってしまいます。
教え方が合わない、コンクールに出たいのに出させてくれない、親とは相性が良くても子供とは合わないなど、理由は様々！
先生が変わらないのもメリットですが、それがデメリットになってしまう場合もあるので注意しましょう。
トラブルや辞めたい時に対処しづらい
大手と違い、トラブルや辞める時に間に入ってくれる人がいません。
トラブルから細かな手続きまで、自分たちで対処しなくてはならないため、何かあった時は負担が大きくなってしまいます。
発表会などがない場合がある
個人教室の場合、発表会など人前で披露する機会がないところもあります。
少し寂しいですよね。
しかし最近は、個人でも発表会をおこなってくれる教室が増えているので、事前に確認しましょう。
個人ピアノ教室とヤマハ音楽教室の個人レッスンとの違いは？
大手のピアノ教室と言えば、ヤマハ音楽教室ですよね。
ピアノ教室を探す際、一度は目にするのではないでしょうか。
個人のピアノ教室とヤマハの個人レッスンの違いをまとめました。
| 比較 | 個人ピアノ教室 | ヤマハ音楽教室 |
|---|---|---|
| 特徴 | ・ピアノの基礎からクラシックピアノなど 名曲を学べる ・難曲の演奏まで幅広く対応してもらえる。 ・正しく美しい演奏をする能力が身に付く。 | ・基礎からポピュラーピアノの演奏力を 養うのに向いている。 ・音楽の耳コピやセッションする能力が 身に付くことも。 |
| 授業内容 | 先生による 希望を伝えやすい | ヤマハオリジナルカリキュラム |
| 使用する教材 | 先生による 希望の曲をお願いすることも可能 | ヤマハオリジナル教材 |
| レッスン時間 | 30分〜1時間 | 30分〜1時間 |
| 月謝などの費用 | 5,000〜7,000円くらいのところが多い 冷暖房・施設費など月謝に含まれる | 8,250円〜 冷暖房・施設費は別途必要 |
| 振替レッスン | 先生による 振替レッスン可能な教室が多い | なし |
| 先生 | 音大出身の先生が多い 先生の変更がない | 学歴・専攻楽器問わず 独自の採用基準で選ばれた先生 先生の異動や退職あり |
| おすすめな人 | ・授業内容やレッスン日時に融通をきかせたい方 ・クラッシクピアノの演奏者を目指したい方 ・同じ先生で続けていきたい方 ・費用を安く抑えたい方 | ・大手ならではのカリキュラムや教材を使いた方 ・ポピュラーピアノの演奏者を目指したい方 ・楽譜に頼らない演奏力を将来身に付けたい方 |
参考：ヤマハ音楽教室
個人ピアノ教室の料金、月謝は？
ピアノを習うとなるとかかる費用には、主にこのようなものがあります。
・月謝
・教材費
・施設使用料(冷暖房費など)
・発表会費 など
個人ピアノ教室にかかる費用の相場をまとめました。
| 費用項目 | 個人ピアノ教室の料金相場 |
|---|---|
| 月謝 | 5,000〜7,000円 |
| 施設使用料 | 月謝に含まれることが多い |
| 教材費 | 1,000〜2,000円 |
| 発表会費 | 5,000~10,000円 |
地域や先生にもよりますが、全体的にピアノ教室にかかる費用は大手と比べて安いようです。
月謝は、大手教室の料金は8,000円前後のところが多いですが、個人教室は5,000〜7,000円くらいが相場になります。
しかし有名な先生や地域によっては、もっとかかる場合もあるので注意してください。
施設使用料なども、大手は別途必要なところがほとんどですが、個人教室は月謝に含まれているところが多いです。
教材費は、大手の場合5,000円前後かかることがありますが、個人教室は1,000〜2,000円くらいのところが多いですよ。
個人教室では、生徒に合わせてテキストを選んでいることが多いため、教材費は人それぞれ異なります。
あくまで目安にしてください。
また、発表会など大手の場合10,000円〜高いところは20,000円近くかかるところもあります。
大手ピアノ教室は、発表会などで大きな利益をだしたいというところが多いからです。
個人教室の場合、5,000円からホテルなどを借りたりする時は10,000円程かかることがあります。
個人教室の場合は最低限の費用に少しプラスαくらいの費用設定のところが多いようですね。
個人ピアノ教室の評判、口コミは？
個人のピアノ教室に通われている方の評判をまとめました。
個人教室のいい評判・口コミ
まず、個人教室に通って良かったという方の口コミはこちらです。
同じ先生で長く楽しく続けられます。
保育園の頃から大学卒業まで10数年、お世話になりました。初めは親に勧められてただ続けていたのですが、自分のレベルが上がるに連れ、いろんなレパートリーの曲が弾けるようになり、この事が嬉しくピアノにはまり込んでしまいました。引用：みん評
私が通っていたピアノ教室では、ピアノを弾く練習だけでなく、音符や楽譜の読み書きの練習、先生が弾くピアノの音階に合わせて発声する練習などがありました。なので、ピアノの技術はもちろん、様々な音楽の知識を習得できたり、リズム感や歌唱力も身につけられました。引用：みん評
やる気や自信を与えてくださる素晴らしい講師ばかりに教わりました。人生の大きな自信になりました。引用：みん評
相性の良い先生に出会えると、ピアノを楽しみながら習うことができたとの意見が多くありました。
まず楽しむことはとても大事ですよね。
またピアノの演奏以外にも、音楽の知識や技術を養えるのも、個人教室ならではの柔軟な対応が大きいのかもしれません。
個人教室の悪い評判・口コミ
以下は個人教室のよくない口コミです。
たくさん生徒がいても他の生徒と比較したり、けなしたりしないで欲しい。引用：みん評
退会することになり、講師に伝えると態度が豹変。その日のレッスン中は終始、態度がかなり悪かった。引用：みん評
残念なことに個人教室で嫌な思いをされた方もいます。
比較されるなどひいきがあったり、退会する時にトラブルになってしまったりする場合もあるようです。
ピアノに限らず、どうしても先生との相性の良し悪しはあります。
体験レッスンを利用したり、どうしても合わない時は我慢せず教室を変えるのもいいかもしれませんね。
まとめ
個人のピアノ教室について、メリットやデメリット、ヤマハ音楽教室との違い、料金相場などを紹介しました。
個人教室は正直なところ、先生との相性次第です。
相性が良い先生に出会えれば、クセや良い点悪い点など子供のことを理解してくれる先生に楽しくレッスンしてもらえます。
しかし、必ず相性の良い先生に出会えるとは限らないため、トラブルや嫌な思ういをすることがあるのも事実・・・
体験レッスンを上手く利用し、合わないと感じる時はお子さんに無理をさせないことが大切ですよ。
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