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サピックス(SAPIX)の入室テスト、合格率や難易度は?クラス分けの基準、過去問、対策まで徹底調査

SAPIX(サピックス)

サピックス(SAPIX)の入室テストについての情報をまとめました。

中学受験の大手進学塾のサピックス(SAPIX)は入室テストで合格しなければ入塾することができません。

そして入室テストは入室時期が遅くなればなるほど難易度が上がっていきます。

中学受験をするなら早めに対策をするのはもちろん、入室に適した時期まで入塾することが合格への近道となります。

サピックス(SAPIX)の入室に適した時期や入室テストは難しいって聞いたけど、どうしたら合格できるの

難易度やクラス分けの基準など、入室テストを受ける前に知っておきたい情報を調査しました。

対策をしっかりして入室テストに挑みましょう!

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サピックス(SAPIX)の入室テスト、合格率や難易度は?

サピックス(SAPIX)に入塾するためには入室テストで合格点をとる必要があり、

入室テストに合格すると、点数によって入塾後のクラスも決定します。

入室テストは毎月行われており、1回3,300円(税込)が必要です。

では、サピックス(SAPIX)の入室テストの合格率や難易度はどれくらいなのでしょうか。

入室テストには合格基準点が設定されていますが、基準点はテストや学年によって異なるため、公開されていません。

しかし、過去の口コミなどからあくまで目安ですが、40%〜45%以上正解率で合格できる可能性があるようです。

入室テストの結果はクラス分けの基準にもなりますので、目標は45~50%と少し高めに設定すると良いでしょう。

また、合格者の人数には制限はありませんよ。

入室テストは小学校のテストとは難易度が異なります。

学校のテストで毎回満点をとれていても、入室テストに合格できるとは限らないということです。

授業で習う範囲でも、ひねった問題や応用問題、それらを時間内に多く正確に解くためにも対策が必要です。

入室テストは高難易度なのに平均点も高いと言われています。

その理由は、サピックス(SAPIX)入室テストのために他の塾や家庭教師で対策をしている生徒、入室テストに落ちて再挑戦する生徒が一定数いるからです。

何も対策せずに入室テストを受けた場合、不合格になってしまうこともあるので注意しましょう。

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サピックス(SAPIX)の入室テストはいつまでに受けるのがいい?

サピックス(SAPIX)の入室テストは受ける学年が上がるほど難易度が上がります。

入室テストを受けるおすすめの時期は小学3年生の11月です。

サピックス(SAPIX)では小学4年生から本格的に中学受験対策がはじまります。

小学4年生のカリキュラムの開始時期が小学3年生の2月からです。

つまり小学3年生の1月の入室テストまでに合格する必要があります。

新学年入室テストの申込がはじまるのが11月。

11月・12月・1月と3回チャンスがあるわけです。

新4年生の入室テストまでは算数と国語のみですが、新5年生からは理科と社会を加えた4教科での試験になります。

小学4年生のカリキュラムが始まる小学3年生の2月までに入塾できるようにするためには、小学3年生の11月から入室テストを受けるのがベストです。

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サピックス(SAPIX)の入室テスト過去問や対策は?

過去問題については公開されていません。

また、二次配布も原則禁止されています。

サピックス(SAPIX)から販売されている問題集がありますので、傾向と対策にはそちらを購入してみてはいかがでしょうか。

また、具体的にはどのような対策をしていけば良いのでしょうか。

入室テストの対策としては、「基礎をかためることをしっかりおこないましょう。

少しでも合格に近づきたいなら、以下のポイントを押さえ基礎学習に力を入れてください。

  • 漢字のトメ・ハネ・ハライをしっかり
  • 読めない字や紛らわしい解答をしない
  • 文字が薄くならないように気をつける
  • 消し残しや枠外にはみ出し注意

これらの注意事項は公式サイトにも表記してありますので、子どもと一緒に確認してくださいね。

サピックス(SAPIX)の採点基準はかなり厳しいです。

一部のテストでは自動採点を取り入れていることもあり、薄い文字では正確に読み取れません。

枠内にはっきり読み取れる文字で正確に書くことが重要ですよ。

また、入室テスト対策で大切なことをもう一つだけお伝えします。

自己採点のために問題用紙に解答を写す子どもがいますが、これは無意味です。

その時間があれば時間ぎりぎりまでしっかり見直しをしましょう。

なぜなら入室テストの数日後には受験生の答案用紙の画像もマイページで確認できるようになるからです。

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サピックス(SAPIX)入室テストのポイント。

新1年生

  • 1から10までの数が読み書きできる
  • 数を数えられる
  • ひらがなの読み書きができる

新2年生

  • 2桁の足し算と引き算ができる
  • 時計がよめる
  • 1年生で習う漢字の読み書きができる

新3年生

  • 掛け算ができる
  • 3桁の足し算と引き算ができる
  • 2年生で習う漢字の読み書きができる

新4年生

  • 3年生までに習う計算問題ができる
  • 3年生で習う漢字の読み書きができる
  • 長文読解

新5年生

  • 4年生までに習う計算問題ができる
  • 4年生で習う漢字の読み書きができる
  • 長文読解と自分なりの考えが書ける
  • 生き物や植物の特徴を理解している
  • 光や水の性質を理解している
  • 日本地図
  • 農業や産業の知識

新5年生からは範囲も広くなり、難易度もさらに高くなります。

苦手教科や範囲がなくなるように、しっかり学習しましょう。

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サピックス(SAPIX)のクラス分け基準って?

サピックス(SAPIX)の入室テストでは、在籍している生徒が毎月受けているマンスリーテストやクラス分けテストが使われているそうです。

そのため、入室テストの結果が入塾後のクラス分けにも反映されます。

サピックス(SAPIX)のクラスは以下のように分けられます。

A、B、C・・・α3、α2、α1(低い・・・高い)という順番になります。

サピックス(SAPIX)のクラス数は生徒数や校舎によって異なりますが、

順位がアルファベット順となっていて、一番下がAでB、C、Dと上がっていきます。

さらに上位選抜クラスになるとα1が最上位となり、校舎の規模によってα2、α3と続き、通常のアルファベットのクラスへ上がっていきます。

校舎の規模によってABCの3クラスだったり、A~E+αの6クラスだったり、さらに大規模になると30クラスを超える場合もあるそうです。

上位選抜クラスとは、御三家、新御三家を目指す生徒の集まりです。

上位選抜クラスであるαクラスの数は校舎のクラスの3割ほど。

αクラスは入室テスト・クラス分けテストを60%~70%以上の正解率で合格する必要があります。

偏差値でいうと56以上が目安です。

大規模校舎で最上位であるα1に入るためには偏差値65程度必要と言われています。

新設校や小さな校舎ではαクラスの設置がないこともあります。

通える範囲に複数校舎がある場合は、校舎の雰囲気やクラス数によって選ぶことも可能です。

子どもの性格なども考え、競争して伸びるタイプならばクラス数が多い大規模校舎が向いているかもしれませんね。

まとめ

サピックス(SAPIX)入室テストの難易度やクラス分けの基準など、入室テストを受ける前に知っておきたい情報を紹介しました。

・入室テストを受けるおすすめの時期は小学3年生の11月

・入室テストの合格基準はテストによって違うが合計点の40%~50%が目安

・上位選抜クラスであるαクラスに入るには60%~70%以上の正解率が必要

・サピックス(SAPIX)の採点基準は厳しいのでしっかり対策を!

・校舎の規模によってクラスの人数やクラス数が異なるので事前に確認

サピックス(SAPIX)の入室テストは、現役の塾生が受けても半分の子どもが50%ほどの正解率です。

それほど難しいテストで40%以上を目指さないといけません。

入塾後にサピックス(SAPIX)のカリキュラムについていけるかどうかを含めて判断します。

事前に余裕をしっかり対策とスケジュールを把握することが大切です。

ただし入室テストの合格はスタートラインだと思ってください。

入室テスト合格がゴールにならないように、合格だった場合も不合格だった場合も、次の目標へつなげていけるように取り組みましょう。

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