子供に何か習い事をさせたいけれど、何を習わせたら良いか分からないと悩んだ方も多いと思います。定番の習い事といえば、ピアノ、水泳、英語など目的を絞った習い事が多いですよね。
しかし、まだ子供が幼いと何が好きなのか分からなかったりして、どの習い事にするかなかなか決められません。
どのような事にも通用するような習い事が良いなと思った方にオススメしたいのが右脳教育です。直感やひらめきといった感性や、想像力に関わる右脳の発達のための教育です。
では、右脳教育とは具体的にどのようなものか、何歳までにした方が良いのか、メリットやデメリットをまとめてご紹介します。
右脳教育って何歳までにするべき？
結論から言うと、右脳教育を始めるのは早ければ早い方が良いです。６歳以降は左脳が優位に働いてくるので遅くとも小学生までには始めた方が良さそうです。
ただし、小学生になっても子供が右脳教育をしたいと思った時は、積極的に始めた方が良いでしょう。
小学生の時期は周りからの影響を受けて心も体も成長しやすい時期なので、子供が意欲を持って学べば小学生からでも大きく成長する可能性があります。
また、妊娠中や０歳の時から右脳教育を始めることもできます。妊娠中や０歳の時から右脳教育をして脳に刺激を与えることで、夜泣きをせずによく眠る子供になったり、心穏やかな子供に成長したりします。
右脳教育とは
右脳教育とは、右脳を正しく刺激することで、想像力やイメージ力、ひらめきなどの感性を磨いて、心の成長に繋げることです。
小学生や中学生になって義務教育をすると、左脳が刺激され計算や言語といった論理的思考を身に付けることができます。
しかし、左脳の動きに偏ってしまい、右脳を使う機会が減ってしまいます。右脳を意識的に使う機会を作り、想像力やイメージ力、ひらめきなどの感性を磨いていくのが右脳教育です。
右脳教育のメリット、デメリット
右脳教育のメリットを5つご紹介します。
メリット
- 想像力が豊かになる
- 集中力が高くなる
- 記憶力が身に付く
- 心のバランスがとれた子供になる
- 義務教育で学びにくいことを学べる
右脳教育をすると想像力や集中力、記憶力が身に付きます。
これらの力は目に見えるものではなく、普段の遊びや学びの中で身に付いたかどうか分かりづらいものです。
右脳教育をすることで自然と想像力、集中力、記憶力を身に付けていくことができ、成長とともにこれらの力が身に付いたことを実感できます。
また、それぞれの力をバランス良く身に付けていくことで精神面でもバランスがとれた子供になります。
義務教育では言語や論理的な考えを学び、左脳を成長させることが多いです。右脳教育をすることで義務教育では成長しにくい右脳を成長させることができます。
次に、デメリットを3つご紹介します。
デメリット
- 子供が興味を持たないと続けられない
- 費用がかかる
- 右脳ばかり使って左脳とのバランスが悪くなる
右脳教育は絵本の読み聞かせやパズル、フラッシュカードなどを使ってすることが多いです。そのため、外で遊具を使って遊んだり走って遊んだりすることが好きな子供には物足りないと感じることがあります。そのような子供が大人から右脳教育をさせられると、気持ちがついていかず右脳教育の効果が発揮できないかもしれません。子供が右脳教育を嫌がった場合は、興味を持つおもちゃから少しずつ右脳教育をしていくのが良いでしょう。
また、右脳教育に良いおもちゃや道具を購入したり、右脳教育の教室に通ったりすると費用がかかります。費用をかけすぎて家庭が圧迫されては意味がないので、ご自身の家庭に無理のない程度に右脳教育をするようにしましょう。
右脳教育によって右脳ばかり使って左脳を使わないと、感性や感情が強くなりすぎてバランスがとれなくなってしまう可能性があります。左脳を使わせることも忘れないようにしましょう。
右脳教育のメリット、デメリットをご紹介しました。
義務教育など普段の学習で左脳を使い、右脳教育で右脳を使って、バランスよく脳を成長させることができれば、子供の心の成長に繋がります。大人になると考え方や感性など精神面を成長させたり変えたりすることは難しくなってくるので、子供のうちに右脳教育をして心の穏やかな子供に成長させたいですね。
右脳を鍛えるおすすめのおもちゃ
右脳を鍛えるおすすめのおもちゃを5つご紹介します。
- 積み木
指先に神経が集中しているため、指先を使って物を重ねたりする動作をすると右脳を鍛えることができます。また、どのような形を作るか考えながら遊ぶことで想像力を養うことができます。
- パズル
積み木と同じく、指先を使って動かすことで右脳を鍛えることができます。また、パズルが完成するまでの動きは集中力を高めることができます。完成した時には達成感を得ることができ、子供の学びへの意欲に繋がります。
- フラッシュカード
カードに数字や絵が描かれていて、そのカードを素早く多数見せることによって右脳を鍛えます。素早く動くものを見ることで瞬発力が磨かれ、ひらめきや直感力を身に付けることができます。
- お絵描きボード
何も描かれていない白紙のものから想像力を働かせて描いていくことで、右脳を鍛えることができます。ペンだけでなく、丸や三角などのスタンプがあるものの方が、何を使って描くか考えることができ、より想像力が身に付くでしょう。
- 絵本
絵本の読み聞かせをすることによって、言語や物語、イラストを結び付けることができるようになり、想像力が身に付きます。カラフルな絵本や仕掛け絵本などもありますが、白黒の絵本もオススメです。白黒の絵本はカラフルな絵本よりも集中して見るようになるため集中力が身に付きます。また白黒のイラストから色を想像することで想像力も身に付きます。
右脳を鍛えるおすすめのおもちゃを5つご紹介しましたが、何を子供にさせるかは子供の反応を見ながら選んで下さい。また、全てのおもちゃを購入すると費用がかかりますが、手作りで代用できることもあります。例えば、手作りのフラッシュカードを作ってみたり、牛乳パックで積み木を作ってみたり、おもちゃを作る過程を子供と楽しんでみるのも良いですね。
右脳教育って何歳までにするべき？まとめ
義務教育が始まると左脳を使う機会が増えることから、右脳教育は遅くとも小学生のうちには始めた方が良いでしょう。妊娠中からすることができるので始めるのが早ければ早いほど良いと思います。
ただし、子供に無理やりさせると、子供の心が不安定になってしまうので無理やりさせることは止めましょう。子供が興味を持つおもちゃなどから右脳教育をしていき、子供が嫌がることがあれば止めて様子を見るのも良いでしょう。
また、右脳と左脳をバランスよく使うことで、心の成長に繋がります。右脳を鍛えることばかりを意識せず、左脳を使うことも意識するようにしましょう。
コメント