子供の思考力、想像力を育てたいとお考えの方に注目されている
「シンクシンク」と「ワンダーボックス」
2つともワンダーラボという会社が開発した知育教材です。
従来の通信教育にはなかった新しい学習方法が注目されています。
そこで疑問なのが、シンクシンクとワンダーボックスの違いです。
どちらがお子さんやご家庭に向いているのか知りたい、
という方に向けて
シンクシンクとワンダーボックスの違いや
中学受験を視野に入れている方にはどちらがおすすめなのか紹介します。
シンクシンクとワンダーボックスの違いは?
シンクシンクとワンダーボックス、同じ開発元ですが違いはなんでしょうか。
それぞれの特徴や料金など、違いをまとめました。
ワンダーボックス | シンクシンク | |
価格 | 月々3,700~4,200円 | 無料~980円 |
教材内容 | アプリ・ワークブック・キット | アプリのみ |
学習分野 | STEAM教育の5領域 | M(数学)のみ |
学習の目的 | 自由な思考や感性を育てることを重視 | 答えを導く思考力を重視 |
時間制限 | 最長60分(親が設定) | 1日3回(もしくは週に21回) |
※STEAM教育とはS(科学)・T(技術)・E(工学)・A(芸術)・M(数学)の頭文字で、今後子供の教育に必要となると都文部省も提言している思考力・想像力を養うために必要な教育
ワンダーボックスの基本情報
ワンダーボックス は、毎月ワークブックと2つのキット教材、10種類以上のアプリ教材を組み合わせて学ぶ通信教育です。
プログラミングやサイエンスなど様々なテーマから自由に学習することができ、STEAM教育全ての領域を学ぶことができます。
教材の多くに答えがなく、自由な創造力や感性を育てることができるのがワンダーボックスの特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
・学べる領域が広い ・創造力や感性が養われる ・答えがない問題に対して試行錯誤できる ・キットやワークなどアプリ以外の教材が豊富 ・毎月違うキットが届く楽しみがある | ・料金が高い ・親のサポートが必要 ・教材が増えていく |
◆ワンダーボックスがおすすめの人
・STEAM教育の幅広い領域を学びたい人
・答えのない問題に挑戦する力を養いたい人
・創造力や感性を豊かにしたい人
・ワークやキットなどアナログの教材も使って試行錯誤したい人
シンクシンクの基本情報
シンクシンクはアプリを使い隙間時間で答えを導く思考力を養う教材です。
STEAM教育のM(数学)に特化して学ぶことができます。
価格も学習時間も手頃なため、サブ教材として利用される方も多いです。
メリット | デメリット |
---|---|
・手持ちのスマホで隙間時間に学習できる ・答えを導く思考力を伸ばせられる ・競争心が刺激される ・料金が安い ・親の負担が少ない | ・回数制限がある ・アナログ体験はできない ・ワンダーボックス よりもアプリの更新が少ない |
◆シンクシンクがおすすめな人
・数学的な思考力(特に図形センス)を伸ばしたい人
・価格を抑えて学習したい人
・隙間時間を活用した学習がしたい人
料金の違いは?
ワンダーボックスとシンクシンクのそれぞれの料金はこちらです。
【ワンダーボックスの料金】
12ヶ月一括 | 6ヶ月一括 | 月々払い |
3,700円 | 4,000円 | 4,200円 |
ワンダーボックス は無学年の教材のため、学年が上がっても料金は変わりません。
兄弟追加の場合、一人ごとに1,890円が追加となります。
【シンクシンクの料金 】
フリー(無料) | スタンダード(有料) | プレミアム(有料) | |
料金 | ー | 450円/月 | 980円/月 |
ユーザー数 | 1人 | 1〜3人 | 1〜6人 |
プレイ回数 | 1回/日 | 3回/日or21回/週 | 3回/日or21回/週 |
問題数 | 16種類 | 100種類以上 | 100種類以上 +高度な思考力問題 |
シンクシンクとワンダーボックスのデータ引継ぎは可能?
シンクシンクからワンダーボックスを始めた場合、データを引継ぎたいと思っている方も多いと思います。
しかし、残念ながらシンクシンクのデータをワンダーボックスへ引き継ぐことはできません。
シンクシンクの設定画面にある「データ引継ぎ」は機種変更などで引き継ぐ時に使うものになります。
ワンダーボックスに切り替えた場合、また一から始めることになりますがワンダーボックスには、
シンクシンクの問題だけでなく、ワンダーボックス独自の教材が豊富に取り揃えられているため、様々な問題に挑戦できますよ。
中学受験をするならどちらが効果的?
シンクシンクとワンダーボックスは、どちらも中学受験のサポートにおすすめの教材ですよ。
ワンダーボックスの公式QAにもこのような回答がされています。
Q:学校の勉強や受験などに効果はありますか?
A:学校の勉強や受験対策と同じ内容を直接的に扱うわけではありませんが、相乗効果があります。意欲や思考力が育つことで、学んだ知識・スキルを応用でき、全ての学びがより有意義なものとなります。
実際に、「思考力を引き出す」ことを目的に制作した私たちの教材「シンクシンク」が、結果として子どもたちのIQや学力を大きく伸ばしたことが、慶應義塾大学とJICAとの共同実証実験において、証明されています
引用:ワンダーボックス公式HP
中学受験の合格は特に「算数」が鍵を握ります。
中学受験の問題は、公式に当てはめて解くだけの問題だけでなく、論理的な思考力も必要なため、
学びの土台となる考える力を養うことができるワンダーボックスもシンクシンクも受験のサポートにおすすめなのです。
しかし、ワンダーボックスを受験間近の5年生6年生で利用するのは、時間的にも労力的にも厳しいと思います。
ワンダーボックスは幼児や低学年など早めに始め、
受験が近づいてきたら隙間時間にシンクシンクを利用するなどするといいかもしれませんね。
まとめ
ワンダーボックスとシンクシンクの違いについて、まとめました。
・ワンダーボックスは、STEAM教育の5領域全てを学ぶことができ、答えのない問題に挑戦することで自由な思考や感性を育てることができる
・シンクシンクは数学的な思考力、特に図形センスを伸ばすことに特化しており、答えを導く思考力を養うことができる
・中学受験のサポートには、幼児や低学年などの早めの時期にワンダーボックスを利用し、受験が近い5、6年生は隙間時間にシンクシンクを利用するといい
ワンダーボックスもシンクシンクもどちらもお子さんが楽しみながら、親や学校の勉強だけでは身に付けられない思考力を養うことができます。
学びの土台となる力を伸ばしたいとお考えの方はぜひ、ワンダーボックスやシンクシンクを試してみてくださいね。
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