小学生の宿題の定番とも言える「音読」ですが、音読によってどんな効果があるかちゃんと理解して取り組んでいる人は少ないのではないでしょうか。
なんとなく学校から出された宿題だから…という理由だと、子供もつまらなく感じてしまうでしょうし、毎日宿題に付き合わないといけない親も大変ですよね。
せっかくやるなら、音読が子供にもたらす効果を実感しないともったいないです!
そこで今回は、音読のメリットや効果的なやり方を紹介していきます。
小学校の鉄板!音読の宿題って意味あるの?
小学校に入ると音読の宿題は当たり前のように出されていますが、そもそも音読の宿題には意味があるのでしょうか?
ここでは、音読をするメリット・デメリットから改めて説明していきます。
音読のメリット
①黙読では理解しにくかった文章が理解しやすくなる
黙読だと、読んでも読んでもなかなか頭に入ってこない時ってありませんか?
私の場合は、飽きてきたり内容に一部わからないところがあったりすると、途端に文字が頭に入ってこなくなります…。
そういう時は、黙って読むよりも声に出して文章を読むと、内容がパッと頭に入ってきたり、どこがわからなかった文章だったのかが明確になったりします。
一見すると、黙読の方が音読より早く読めるような気がしますが、黙読だとわからない文章を知らない間に読み飛ばしていることもあります。
確実に内容を理解したい時はやはり音読がおすすめです。
②国語力や独創力の向上に繋がる
文部科学省でも、音読を行うことによって、国語力や独創力に関わる脳の場所が活性化すると言われています。
また、国語力の土台ともなる語彙力の向上にも繋がります。
例えば漢字の読み方や言葉の意味がわからない箇所があった時、黙読だとなんとなく読み飛ばしてしま
ったり気づかずスルーしてしまったりすることがあります。
しかし音読をしていると、漢字の読み方や言葉の意味がわからないとなかなか先に進むことができません。
読み進められなくてもどかしく感じることもありますが、自分がわからないところが明確になるので、知識として定着しやすくなると言えるでしょう。
また、音読することによって文章の内容も理解しやすくなります。
③音やリズム、アクセントなどの発音の練習になる
日本語でも英語でも共通して言えることですが、言葉を発することで、正しい表現やリズム、アクセントなどを身につけやすくなります。
これは現代語や英語だけではなく、古文特有の表現なども身につきやすくなるので、古文の学習の時にも音読はおすすめです。
また、音読をするときに自分の声を録音しておくのも1つの手です。
録音した自分の音読をあとで聞くと、自分がミスしていることろに気づきやすくなったり、自分の読み方の癖を見つけやすくなったりと俯瞰して確認することができます。
音読のデメリット
①間違った読み方で癖づいてしまう
自己流の音読を続けていると、間違った読み方のまま気づかず癖づいてしまう可能性があります。
一回間違った読み方で定着してしまうと、訂正するのはなかなか難しいですよね。
特に初めて読む文章などは、授業で先生の読み方をしっかり聞いて、家庭では親に読み方を確認したり音声教材を利用したりしながら音読をすると間違った読み方を防げます。
②子供によっては黙読の方が内容を理解する子もいる
小学校高学年になってくると、音読より黙読の方が内容を理解しやすいという子が出てきます。
とはいえ低学年の子供の多くは、黙読では内容がなかなか理解しづらいのが現状です。
低学年のうちは音読にしっかり触れて慣れておき、子供の成長に合わせて、子供に合った方法を判断してみてはいかがでしょうか?
嫌がる子供が楽しく効果的にできるやり方
・人に話すように音読する
人に説明できるようになると、しっかり知識として身に付いていると実感したことはありませんか?
音読も同様に、ただ読むのではなく聞いてくれる人に理解してもらおうと話すことで、なんとなく読み飛ばしていた理解してない部分が浮き彫りになります。
聞いてくれる人に質問をうけると新たな発見もあります。
聞いてくれ親でも友達でもいいので試してみてください!
・まずは短い時間で音読をやってみる
長い時間の音読は苦痛に感じてしまう子供も少なからずいます。大人でも難しい文章を長時間音読するのはなかなかハードルが高いですよね。
1分でも1ページでもいいので、まずは楽しく継続することを優先するのがおすすめです。
朝ご飯を食べる前や入浴中など、毎日のルーティンに組み込むのもいいでしょう。
・子供にあった音読スタイルを見つける
どんな音読スタイルが子供にあっているかを見つけてみて下さい。
具体的な例としては
・指で文字をなぞりながら音読する
・歩いたり、軽く動いたりしながら音読する
・大きい声または小さい声で音読する
・ヘッドフォンなどを使って、周りの音を気にせず音読する
・気分を変えて外気に触れながら音読する
・速読を意識しながら音読する
など、方法は様々です。
学校で行う音読とは違って、家庭での音読はその子にあった方法やペースで出来るので、無理なく楽しんで取り組めそうと思える方法を探してみてはいかがでしょうか?
・低学年のうちは読み聞かせも合わせて行うのも有効
読み聞かせだと、ながら作業で音読に付き合うことができないので親は少し大変に感じてしまいますが、親が楽しそうに読んでいると、つられて子供も楽しんで取り組んでくれることでしょう。
また、親の読み方や強弱の付け方を自然と身につけることもできます。
・音読した箇所の感想を親子で共有する
音読した箇所の感想を親子で共有することで、さらに理解が深まります。
また、自分にはなかった解釈や意見を知ることもできます。学校では意見を言いづらい子供でも、家庭の中でなら意見も言いやすいでしょうし、発表する練習にもなるので気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか?
やはり、親が一緒に楽しんで音読に取り組むことによって、子供も興味を持って積極的に取り組むようになります!
家事や仕事など忙しい中時間を作るのは大変ですが、子供とコミュニケーションをとるきっかけにもなるのでぜひ試してみて下さい。
小学校の鉄板!音読の宿題っていつまであるの
親はいつまで音読の宿題を聞かなければいけないのか気になりますよね。
結論から申しますと、「いつからいつまで」という明確な期間はないですが、子供が低学年のうちは親のサポートが必須と言えます。
音読の宿題が出される期間は、学校によって様々で、高学年まで続くところもあるようです。
また、子供の成長スピードや個性によっても親のサポート期間は変わってきますが、低学年のうちは親がしっかり音読を聞いてあげる必要があります。
気づかない間に、漢字を読み間違えていたり文章をすっ飛ばして読んでしまったりするケースがあるからです。
また、音読のコツのような技術面だけではなく、音読は楽しいこと、というのを親が体現してあげることで、子供の取り組み方が変わってくるでしょう。
まとめ
今まで何気なくやっていた音読ですが、しっかりと効果があることがわかりました。
ただやらされてるのではなく、楽しく効果が実感できると、気持ちまで前向きに取り組むことができますよね!
とはいえ、学校によっては毎日宿題として音読が出されることもあります。
しっかりやろうと思うと、親のサポートが大事になってくるため、大変に感じる方も少なくないと思います。一方で音読が子供にもたらす効果も大きいことも事実です。
子供も親も負担のない方法で、改めて音読に取り組んでみてはいかがでしょうか?
コメント