受験生にとって夏休みはとても重要なポイントです!
夏休みの過ごし方で合否が分かれると言っても過言ではありません。
そこで今回は、そんな高校受験を控えた重要な夏休みの勉強法やスケジュール管理について紹介します。
こちらを読めば、受験を成功させるために夏休みにするべきことや必要な勉強時間がわかりますよ。
特に中学3年生の夏休みは、受験を成功させるためのカギです。
後悔しないために、夏休みを計画的に過ごしましょう!
高校受験の合格を目指す勉強!夏休みにするべきことは?
夏休みは勉強にしっかりと時間がとれるチャンス!
ここで基礎をかため、苦手を克服して周りに差を付けましょう。
高校受験を成功させるため、夏休みにするべき学習はまさにこの2つです。
・基礎学力の向上
・苦手の克服
基礎学力の向上
受験を控えた夏休みは、予習よりも復習で基礎力をあげることが大事です!
基礎なんて簡単なことをしていて受験は大丈夫なの?と思われた方もいるかもしれません。
しかし、実際は多くの受験生は基礎力を養うのに苦労する子が多いんです。
特に数学や英語は積み上げ学習になるため、中1からの学習範囲のすべてを理解していないと中3の内容を習得するのにさらに苦労するでしょう。
そもそも高校受験は基本的に中学校3年間におこなったことが出題範囲となります。
そのため、夏休み中に中3の1学期までの内容の総復習をしっかりしておくことが大切ですよ。
予習よりも復習で土台を固めておくことで、2学期からは定期テストと入試演習だけに集中できるため、より成果が出やすくなります。
でも、いくら夏休みに時間があっても中一からの内容を全て復習するのはさすがに時間がない・・・
復習に関しては、主要教科5科目の中でも積み上げ学習となる「数学・英語」を優先しておこなっていきましょう。
まず数学や英語は、苦手になってしまった原因を明らかにし、さかのぼって単元ごとに復習していくといいですよ。
苦手の克服
今後、苦手の克服に回せる時間はどんどん減っていきます。
まとまった勉強時間が取れる夏休みに苦手の克服をしましょう。
2学期からは定期テストの問題も難しくなります。
苦手があると点数はどんどん下がってしまいますし、苦手でなくても難しくなると時間がかかってしまいますよ。
夏休みは学校の授業が進まないため、苦手を克服するための貴重な時間です。
苦手の克服が大事なのはわかるのですが、何が自分は苦手なのか明確にすること自体が難しくて・・・
苦手を見つけるには、過去の定期テストや模試を見直しましょう。
よく間違えるところや不得意なところを一目で発見できます。
または、5教科の復習ができる問題集を解いてみるのもいいですよ。
受験生にとって夏休みの勉強時間の目安は?
受験生にとって夏休みはどれくらい勉強時間が必要なのでしょうか。
受験生に必要な勉強時間は、一般的に約8時間と言われています。
しかし、ここで注意しないといけないのは、8時間勉強時間をとっているから大丈夫というわけではありません。
何時間勉強したかよりも、自分の成績と志望校に必要な成績のギャップを埋めるだけの学習の量や質が大事になります。
そのためには、夏休みの学習をやるべきことを明確にし、学習計画をしっかり立てて夏休みにいどむことが大事ですよ。
計画を立て、多くの学習量を確保できるチャンスの夏休みを上手く利用しましょう。
高校受験をひかえた夏休みのスケジュールを立てるコツ
高校受験を控えた夏休みのスケジュールの立て方のポイントやスケジュール例をみていきましょう。
計画を立てずに学習を進めてしまうと、受験勉強自体が虫食い状態となり学習の漏れが出てきてしまいます。
そのようなことにならないよう、スケジュールを立てるときは、
①夏休みにやることをリスト化する
②1日のスケジュールを立てる
③スケジュールを進めながら修正する
この手順でスケジュールを立て学習を進めていきましょう。
では具体的にどのようにスケジュールを立てていけばいいのか、コツを含め紹介していきます。
①夏休みにやることをリスト化する
夏休みはいくらまとまった時間があるからと言っても限りがあります。
全てをおこなうのは難しいため、まずはやることをリスト化しましょう。
・各教科ごとのやることリスト
・苦手分野を克服するための復習リスト
まずはこれらのリストを作成して、やるべきことを明確にしてください。
そのためにまずは、上で紹介したように過去のテストや模試、問題しいを解いて苦手を明確化させ、
学習しなくてはいけない部分をあぶり出してくださいね。
②1日のスケジュールを立てる
やるべきことをリスト化したら、1日のスケジュールを立てていきましょう。
【1日のスケジュール例】
7:00 起床
8:00〜10:00 勉強
10:00〜11:00 休憩
11:00〜12:30 勉強
12:30〜14:00 ランチ・休憩
14:00〜16:00 勉強
16:00〜16:30 休憩
16:30〜18:00 勉強
18:00〜20:00 夕飯・休憩
20:00〜21:30 勉強
21:30 自由・就寝
スケジュールを立てるポイントはこちらです。
・規則正しい生活を崩さないように
・休憩時間も計画に入れる
・予備日を設ける
規則正しい生活を崩さないように
受かる受験生は規則正しい生活をしています。
生活リズムが乱れると勉強が上手く回っていかないため、食事と特に睡眠の時間はしっかり確保してください。
・起床時間は一定にする
・深夜に勉強はしない
・勉強のスタート時間は必ず決めておく
これらをポイントに勉強のスケジュールを立てましょう
実は夜遅くに勉強しても実は効果があまりないんです。
朝の学習の方が勉強したことが頭に定着しやすいのでおすすめですよ。
休憩時間も計画に入れる
長時間続けての勉強は集中力が途切れて効率が悪いです。
勉強時間は分散させて、休憩時間も計画に入れスケジュールを立てましょう。
少し体を動かしたりリフレッシュする時間をもうけた方が、学習も効率的にすすめられますよ。
勉強自体も、図書館やファミレスで勉強するなど、家以外の場所で勉強して少し気分転換をするのもおすすめです。
予備日を設ける
スケジュール通りに進まないのは当たり前です!
スケジュールは、予備日をもうけ余裕をもって計画しましょう。
1日のスケジュールを立てたら、次に1週間単位でやることを大まかに振り分けていきますが、
その際5日間で勉強のスケジュールを組むようにするといいですよ。
2日は予備としておきましょう。
③スケジュールを進めながら修正する
スケジュール通りに進むことは基本ありません。
そこで大事になってくるのが、「進捗の管理」と「実力のチェック」です。
夏休み終盤になって終わらない・・・とならないよう、
毎日学習の進捗状況を確認して、必要に応じてスケジュールを修正していきましょう。
また、実力がついているか、過去のテストや模試なども定期的に解き直して今のスケジュールですすめていいか確認しましょう。
進捗管理なんて大変と思った方もいるかもしれませんが、
むしろスケジュールは計画通りにすすまなくても、修正していってOKなので焦らず勉強していきましょう。
まとめ
受験生の夏休みにやるべき勉強やスケジュール管理について紹介しました。
・夏休みの勉強は基礎学力の向上と苦手の克服に力を入れる
→数学や英語を優先的に、過去のテストや模試を見直す
・受験生に必要な勉強時間は8時間を言われているが、時間よりも学習計画をしっかり立てて夏休みにいどむことが大事
・夏休みの勉強スケジュールは以下のように立ててすすめる
1.過去のテストなどから苦手を明確する
2.やることをリストにする
3.1日のスケジュールを立てる
4.一週間単位でやることを振り分ける
5.進捗を確認しスケジュールを修正しながら進める
貴重な夏休みは、生活リズムが崩れないよう余裕を持ったスケジュールで、基礎と苦手を克服して周りに差をつけましょう。
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