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日能研のクラス分けの基準って?関西、東海、関東で違いがあるの?学年別に徹底調査

中学校受験

日能研は中学受験のための塾として、小学生向けに開校されています。北は北海道から南は沖縄にまで教室があり、全国的に実績があるのが特徴です。全国の中堅中学校への合格実績が多数ありますが、御三家と呼ばれる難関中学校への合格実績もあります。難関中学校に強いサピックスと比較すると、学習レベルが劣る生徒が多いですが、幅広い学習レベルの生徒がいて通いやすい塾といえます。

日能研に入塾するには、入会資格テストに合格しなければいけません。他にも、日能研全国テスト、日能研学ぶチカラテストなどのテストを受験して、入塾する方法があります。いずれにしても入塾の基準となる学習レベルがないと入塾することができません。

入塾した後はクラス分けがあり、学習レベルごとにクラスが分かれるようになっています。では、クラス分けの基準とは何なのか、学年によって違うのか、どのようなクラスに分かれているのか、調べてみました。また、全国に日能研の教室があるということで、関東関西東海で違いはあるのかも含めて、ご紹介します。

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日能研のクラス分けの基準

日能研のクラス分けの基準はホームページに書かれていることをまとめると、テストの結果だけではなく、学習状況や、その生徒に合った環境をスタッフや授業担当者が考えて行うと書かれています。

また、様々な口コミからまとめた結果、2週間の学習の復習をする学習力育成テスト、公開模試などのテストの偏差値が平均以上か、普段の学習状況に問題がないかなどを総合的に判断してクラス分けをされているようです。

クラスが変わる際には、まず口頭で連絡が来て、その後書面でも連絡が来るそうです。突然、電話が来てクラスが変わる連絡だったという口コミがあり、思ってもいない状況でクラスが変わることがあるようです。

また、クラスは基礎クラスと応用クラスに分かれるのが一般的のようです。基礎クラスをAクラス、応用クラスをMクラスと分け、その中でもM1、M2のように分かれて、数字が大きい方がレベルの高いクラスになります。ただ日能研の校舎によっては、基礎クラスがW、応用クラスがRとするところもあります。地域ごとのクラス分けの違いについては後ほどご紹介させて頂きます。

次に、学年ごとのクラス分けの基準について調べてみました。

クラス分け基準/3年生

3年生までは、4年生以降に比べてテストが少ないようで、クラス分けについての情報が見つかりませんでした。4年生以降にクラス分けが本格化していくようです。

クラス分け基準/4年生

4年生はクラス分けが2カ月に1度あります。2週に1度の学力育成テストや、2ヶ月に1度の公開模試があり、これらのテストを基準に平均偏差値以上か確認され、対象の生徒はクラスが入れ替わるそうです。

クラス分け基準/5年生

5年生も4年生と同じようにクラス分けが2カ月に1度あります。同じように学力育成テストや公開模試を基準にしてクラス分けをされます。2ヶ月に1度入れ替わりがあるので、ずっと同じクラスの生徒が少ないということもあるようです。

クラス分け基準/6年生

6年生はクラス分けが毎月あり、受験を意識した厳しい環境になっています。クラス分けはあくまでも塾内でのクラスが変わるだけですが、生徒も学習に身が入ってくる頃で、入れ替わりが受験に重要な影響を及ぼすことも考えられます。

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日能研のクラス分け、関東関西東海で違いはあるの?

日能研のクラス分けについて詳しく調べると、地域によって特殊なクラスがあることが分かりました。それぞれの地域ごとにご紹介します。

日能研の関東地域は、株式会社日能研が運営する本部系列の校舎と株式会社日能研関東が運営する系列の校舎に分かれます。本部系列の校舎では、基礎クラスをW、応用クラスをG、Rと呼びます。また、関東系列の校舎では、基礎クラスをA、応用クラスをMと呼びます。関東の中でも運営が分かれていて、クラスの呼び方や教え方など違いがあるようなので、ご自身が通う予定の校舎がどちらの系列かあらかじめ調べておくことをおすすめします。

日能研関西では、灘特進コースという特別なコースがあります。入塾テストや灘中トライアルと呼ばれるテストなど、各種テストの成績が良い場合に、灘特進コースへ入ることができるようです。このコースに入れるのは、関西の受験生の上位10%程度と言われるほど難しいようです。灘特進コースは、校舎によって2年生もしくは3年生から行われています。もし灘特進コースに興味がある場合は、ご自身が通う予定の校舎が何年生から行っているか調べた上で、低学年のうちから挑戦した方が良さそうです。

日能研東海では、Mクラスより上のクラスがあり、G講座生とZクラスというのがあるそうです。G講座生は偏差値60以上、Zクラスは偏差値63~65以上が基準となっていて、ごく一部の校舎でのみ行われているそうです。

このように、日能研は本部系列や関東系列、関西、東海など地域によって分かれているので、クラス分けについてもそれぞれの地域で違うようです。そのため、クラス分けの基準について調べる際には、全国の日能研について調べるのではなく、ご自身が通う予定の地域の日能研に絞って調べた方が良さそうです。

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日能研のクラス分けの基準って?関西、東海、関東で違いがあるの?学年別に徹底調査まとめ

日能研のクラス分けの基準についてまとめました。

  • 2週間の学習の復習をする学習力育成テスト、公開模試などのテストの偏差値が平均以上
  • 普段の学習状況や学習態度
  • 生徒に合った環境かどうか

これらを総合的に判断して、上位クラスに上がることができるか判断しているようです。

クラス分けの連絡は突然来るようなので、いつ来ても良いように普段から真面目に学習する姿勢が重要だと思います。

また、クラス分けは今の学習レベルの判断材料になりますが、その生徒に合った環境かどうかも含めて判断されます。例え上位クラスに上がれなくても、これから成績を上げるために自分に合った環境である、このクラスにいるのだと気持ちを切り替えて取り組んでいきましょう。

次に、学年ごとのクラス分けの基準についてまとめました。

  • 3年生まではテストが少なく、クラス分けにあまり力を入れていない。
  • 4年生、5年生は2ヶ月に1度テストがあり、クラス分けがある
  • 6年生は毎月テストがあり、クラス分けがある

4年生以降はクラス分けがよくあるようで、学年が上がるにつれて受験を意識したクラスになっていくと考えられます。

また、日能研は地域によって特別なクラスがあります。日能研東海の上位クラスにはG講座生やZクラスというものがあり、日能研関西の上位クラスには灘特進コースがあります。どちらのコースも難関中学校を志望する生徒向けのコースになっており、そのコースに通える生徒は限られた人数になっているようです。通う予定の校舎のクラス分けやコースについて調べた上で入塾を考えると良さそうです。

いかがだったでしょうか?日能研のクラス分けの基準は学年や地域によって違いますので、子供の学年や通う予定の校舎の運営元、志望する中学校に合ったコースがあるかどうか、総合的に情報収集をして日能研の入塾を検討してみてはいかがでしょうか?

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