小学校入学準備はいつから始めるのがいい?という疑問にお答えします。
小学校入学に向けて、ワクワクと楽しみなのと同時に、何をいつから準備するべきなのか迷いますよね。
そこで今回は、失敗しないための入学準備スケジュールをご紹介!
実際に子供の入学準備をした時の体験も踏まえ、紹介するのでぜひ参考にしてください。
「小学校の入学準備」いつから始める?
小学校の入学準備はいつから始めたらいいでしょう?
1〜2月頃に行われる入学説明会が終わってから始めるのがおすすめです!
入学準備は親にとっても一大イベントのため、早くやらなくちゃ!と焦ってしまうと思いますが焦らず大丈夫ですよ。
学校に持って行く文房具類など、持ち物の多くは、入学前説明会の時に具体的に学校からお知らせがあるからです。
指定のものもありますし、道具箱など、大きさの指示があるものもあります。
また、通っている保育園、幼稚園などからお祝いなどで貰える物や、園で使っていたものをそのまま使える場合もあります。
とりあえずこれでいいかな?と思って買ったら、使えなくてガッカリ、なんてことになると悲しいので、焦らずに学校からの説明を待ってから購入しましょう。
入学説明会まで時間がある方は、どこで何が売っているかを、事前に調べておくとスムーズに準備にとりかかれますよ。
近所のお店や、いつも行くショッピングモールなどで、買い物ついでにチェックしたり、ネットで購入する方は、サイトをチェックしておくと良いかなと思います。
入学前説明会のシーズン(1月〜2月)からしばらくは、文具店やショッピングモールなど、学校用品を扱うお店には、そろえる学校用品がズラッと並ぶことが多いので、わかりやすいのではないでしょうか。
特に、持ち物に名前シールを貼るなら注文するサイトなどもチェックしておきましょう。
名前シールって意外と忘れがちですよね。
名前シールなど、ギリギリで注文するとなかなか届かない場合もあるため、すぐ準備にとりかかれるようチェックしておくといいですよ。
小学校入学までの主なスケジュール
地域によって多少異なる場合もありますが、小学校入学までの主なスケジュールを紹介するので参考にしてください。
9月~11月 | 就学前健診 |
12月~1月 | 就学通知書を受け取る |
1月~2月 | 入学説明会 |
4月 | 入学式 |
9〜11月におこなわれる就学前健診は、お子さんと一緒に参加します。
身長や体重、内科検診などを受け、学校の先生と簡単な面談をする学校も多いです。
校舎内や先生の様子をみることができますよ。
上でも少し触れた小学校説明会は、基本親のみで参加することが多いです。
説明会では、学校のこと、持ち物の準備のことなど重要事項の説明があり、参加は必須ですよ。
配布された資料にしっかり目を通して、入学式までに提出しなければならない書類のチェックや記入、入学式に持って行く書類の記入も出来るだけ早めに済ませましょう。
説明会では、直接先生と話すことが出来るので、不安や疑問、質問があれば聞いてみるといいかもしれませんね。
事前に聞きたいことはメモなどしておくとスムーズです。
もし、説明会の時に聞き忘れたり、新たな質問があれば、後日学校に電話して聞いても大丈夫です。
先輩ママさんなどに聞いてみてもいいですね。
不安や疑問はそのままにしないほうが良いです。
説明会では、学校の過ごし方など、子供に向けたお知らせもあります。
貰ったお知らせに子供に向けたものがあれば、お子さんと一緒に読んで確認して下さい。
私の娘が通う小学校からは、学校の過ごし方とともに、下記のことが入学前に出来るようになるといいです。と書いてありました。
- 早寝早起き
- 朝ごはんを食べて生活リズムを整える
- 人の話をよく聞く
- 名前の読み書き
- 学校までの道順、交通ルール
- トイレの使い方
- 服の脱ぎ着
- 整理整頓
すぐできなくても少しずつ出来るようになるといいです。と書いてありました。
みなさんも貰ったお知らせをお子様と確認して下さいね。
小学校入学までに子供とやっておくといいことは?
では、入学前にやっておくべきことは何でしょう?
持ち物準備以外で出来たらいいな、やっておくと良いな、と思うことを紹介します。
通学路を確認して実際に歩いてみる
子供と一緒に通学路を実際に歩いて、行きと帰りの景色の違い、信号の場所や渡り方、周りの建物を見たり、車や自転車に注意するべき所など、子供と一緒に確認すると良いです。
入学までに通学路を何回か歩いて慣れておくことをおすすめします。
特に、通学路は普段あまり歩かない道だったり、学校までの距離が少し遠い時は、しっかり確認して慣れておきましょう。
入学してすぐは、集団登校や集団下校がある場合もありますが、いずれ1人で行き帰りするので、慣れておくことは大切です。
私は娘が入学してから、何回か行き帰り一緒に歩きましたが、他の子に気を取られて赤信号を渡っている子や、帰りに通学路とは違う道で帰ったり、寄り道したり、家に帰らず友達の家に直接行く!と言っている子を何回か見ました。
子供は、自分でわかっていても、つい他に楽しいことや、気を取られることがあるとそっちに行ってしまいます。
交通ルールや防犯についても、子供と話し合っておくこといいでしょう。
学校に通うようになっても、定期的に交通ルールの話をしたり、実際子供が1人で歩いてどう思ったか、など話すと良いですね。
防犯ブザーの使い方に慣れておく
また、小学生になると防犯ブザーを持たせるご家庭が多いと思います。
いざという時に使えないといけないため、使い方を練習しておくことが大事です。
また誤作動で鳴らしてしまった場合、上手く止めれないと持っていくのは嫌だとなってしまうこともあるため、止め方も教えてあげてください。
中にはおもちゃ感覚で無駄に鳴らしてしまう子もいるため、防犯についてお子さんと話し合い、必要な時に瞬時に使えるようにしておきましょう。
入学式の時に着る服を考える
入学式の時に着る服は、制服の学校であれば、制服だと思いますが、私服の学校だと、準備しないといけません。
近所の小学学生がどんな服装をしているか登下校の時にチェックするといいですよ。
また、うちの子が通っている小学校の入学説明会では、服装について
「黒色のものより明るい色の服を着せた方が車からもよく見えるので安全でおすすめです」と言っていました。
お子さんの好みと合わせて、防犯面も意識して選ぶといいかもしれませんね。
また、実際にお子さんの服装を選ぶときは、サイズ選びには注意です。
秋頃から店頭には並び始めますが、実際に着るのは4月です。
秋頃購入した場合は、約半年後に着る事になるため、子供が大きくなり着られない、なんてことになりかねません。
大きすぎるものを購入し、ブカブカなのもちょっと良くないので注意しておきましょう。
読み書きの練習をする
自分の名前を、ひらがなで読み書きできるように練習しておくといいとお子さんの自信にもなっていいのではないでしょうか。
とりあえず読み方から始め、少しずつ書けるようになるといいかなと思います。
もちろん入学までに完璧に出来なくても大丈夫です。
入学したら先生がしっかり教えてくれますし、子供もだんだん慣れていきます。
できたら良いな、という気持ちでお子さんと練習してみて下さい。
あとは、鉛筆で書いた字を、消しゴムでキレイに消せる練習をしておくといいですね。
キレイに消すのってけっこう難しいです。
がんばって消そうとして、力を入れすぎて紙がくちゃくちゃになったり、破けてしまったり…
キレイに消さないまま上から字を書いてよけいにぐちゃぐちゃになったり…
なので、消しゴム選びはけっこう重要だと私は思います。
1年生の力でも軽くきれいに消せるもの、子供自身が消しやすいと思えるものを探して、鉛筆で書いたものを消す練習をしてみて下さい。
お絵かきで遊びながらでもいいですね。
これも、出来たら良いなくらいの気持ちで、お子さんと楽しく練習してみて下さい。
失敗しないためのスケジュール
小学校の入学準備のスケジュールはこのようになります。
〈今から入学前説明会まで〉
- 通学路を一緒に歩いて確認し、慣れておく。
- ランドセルの検討を始め、予約する。
- 入学式に着る服を検討し時期が来たら購入する。
- 子供と読み書きの練習をする。
- 文房具、体育着などどこで購入するかチェックしておく。
- 説明会に参加する。
〈入学前説明会に参加した後〉
- 入学までに準備するもののお知らせを確認し、通っている園などでそのまま使え る物、頂くもの以外で必要なものは、購入する。
- 手続きが必要な事、記入が必要なものは早めに済ませる
- 説明会のお知らせをよく読む
小学校入学準備はどんなものを準備するの?
小学校の入学準備ってどんなものを準備すればいいのか、少しイメージしやすいよう
参考までに私の子が通う小学校から、入学までに準備してほしい、と指示されたものを紹介します。
(学校によって準備するものは違うので、あくまでも一例として参考程度にして下さい。)
- 鉛筆(2BまたはB)5本
- 赤鉛筆 1本
- 消しゴム(四角い形で柔らかめ、おもちゃのようなものはNG)
- 筆箱
- 自由帳(無地)
- 下敷き(B5)
- 油性クレヨン(クレパス)(16〜24色程度)
- 色鉛筆(12色程度)
- 液体のり
- 工作用はさみ(刃が鋭いものはNG)
- セロテープ(プラスチック製のセロテープカッターがついたもの)
- 水性フェルトペン
- 油性名前ペン
- 道具箱(ふた付き 縦34cm横24cm高さ6cm以内)
- 折り紙(30枚くらい)
- 折り紙を入れるチャック付き袋
- ケース入りの油粘土
- 粘土べら
- 粘土板
- 体育着(上は白、下は紺のハーフパンツ)
- 色帽子(ゴム着き、赤白、青黄)
- 体育着袋(きんちゃく袋、脱いだ服を入れやすい大きさ)
- 防災ずきん(ゴム付き。カバーを付ける場合はそのままかぶれるもの。いすの背もたれ幅 40cm)
- うわばき袋
- 手さげ袋(2つ)
- ぞうきん
☆幼稚園、保育園で使用していたものはそのまま使って良い。
☆国語、算数のノート、算数で使う教材(ブロック、計算カードなど)、連絡帳、連絡袋は学校で用意する。
☆持ち物にはすべて見えるところに油性ペンでひらがなで名前を書く。
説明会の時に実際に子供達が使っているものが見本として並べてあり、手にとって確認したり、先生から説明を聞くこともできました。
その時に、説明会の資料には書いていないけれど、子供が気が散って集中できないので、筆箱、鉛筆、消しゴム、下敷きは、イラストのないシンプルなものが良いです。とアドバイスがありましたよ。
準備するものの中には、通っている幼稚園や保育園からそのまま使える物や、お祝いなどで貰えるものもあると思います。
私の子供が通っていた園からは、下記のものを頂きました。
こちらも一例として参考程度にして下さい。
- 2B鉛筆1ダース(名前入り)
- 赤鉛筆2本(名前入り)
- 色鉛筆12色(名前入り)
- 油性ペン マッキー極細12色
- 防災頭巾(カバーなし)
- 折り紙300枚
買わなくても良い場合もあるので、通っている園からのお知らせや、先輩ママさんから聞いてみると良いかもしれませんね。
まとめ
子供が小学校に入学する!となると、何を準備したらいいかわからない、でもいろいろしなきゃいけないんだろうし、と焦ってしまい、不安ですよね。
あまり聞ける人もいないし…
子供も入学前に何が出来てればいいんだろうか?
と悩みますよね。私がそうでした。
実際には、ランドセルを予約して、入学前説明会に参加し、その時にもらうお知らせを見て準備するものがほとんどでした。
学校からのお知らせを確認して、わからないこと、不安なことがあれば学校に連絡して聞いても大丈夫です。
もらったお知らせをよく読むことが大切です。
入学前にしておくべきことも、必ずしもしておかなくても大丈夫です。
出来たらいいな、やってみようかな、くらいの気持ちで参考にして頂けたら嬉しいです。
子供自身も、初めての小学校に不安や期待があると思います。
入学前に出来たほうがいいことを書きましたが、入学して学校生活が始まれば、子供は少しずつ慣れて色々なことが出来るようになります。
先生もきちんとゆっくり教えてくれます。
学校生活が楽しく、有意義なものになるように、お子さんと準備ができるといいなと思います。
みなさんにとって、楽しい小学校生活がスタートできる参考になれば幸いです。
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