お子さんが小学校に入学するとなると、いつから何を準備したらいいのか不安でいっぱいになりますね。
上のお子さんならなおのことです。
ゴールデンウィークのころにはランドセルのCMも流れはじめるし、あれやこれやと不安が募ってきます。
また、入学準備にかかる費用もどれくらいになるのかも心配ですね。
そんな小学校入学準備のスケジュールとこれだけは入学前にやっておくといいということをお伝えしていきます。
小学校入学準備のためのスケジュールってどうなってる?

まずは、小学校に入学するための届け出や手続きが必要なのか心配ですね。
小学校入学に対しての手続きや届け出などは必要ありません。
公立小学校に入学するのであれば、入学前の秋、地域によって差はありますが、10月ごろにお住まいの地域の小学校で行われる「就学時健康診断」のお知らせが自宅に届きます。
そして「就学時健康診断」は11月ごろに行われます。
これは親子一緒に出席することが必要です。
そして、年が明けてから「入学通知書」のはがきが郵送されます。
2月ごろに保護者向けの「入学説明会」は開催され、入学式を迎えることになります。
「入学説明会」では、学校で必要な学習用品の説明もあるので、入学に必要なものを本格的に準備し始めるのは「入学説明会」後の2月くらいからという方が多いです。
しかし、ランドセルや学習机などは販売時期もあるので、人気商品は早くに品切れになってしまうこともあるので、時期を逃さずに準備したいところです。
入学準備の大まかなスケジュールは?

ざっくりとした小学校入学準備のスケジュールをお伝えしましたが、分かりやすく時系列で紹介していきます。
・4~8月ごろ:ランドセル探し
ゴールデンウィークのころになると、ランドセルのCMを見かけるようになります。
人気モデルは早々に完売してしまうので、早めに探し始めるといいです。
入学直前になるとお安くなるのでは・・と期待される方もいるかもしれませんが、ランドセルは入学児童数を考慮して制作しているので、お安くなることはほとんどありません。
お気に入りのものを見つけるには、この時期から探し始めるといいです。

・10~11月ごろ:就学時健康診断、学習机探し
お住まいの市区町村から実施日のお知らせが届きます。
健康調査票や簡単な問診票が入っているので、必ず目を通しておいて下さい。
また、仕事の関係上、学童保育の利用を希望される場合は、申し込みもこの時期になります。
就学時健康診断のお知らせの中に学童保育の申し込みのお知らせも入っていることもありますし、保育園で申込書を配布される場合もあります。
学習机は、新商品が秋に発売されます。
机を用意しようを思われるなら、この時期に探すといいです。
・12月ごろ:入学式用の服の購入
七五三が終わると、入学式向けの服が販売されます。
私立の場合、制服があることが多いです。
学校の案内に従って、制服の準備もして下さい。
公立でも制服のある学校もありますね。
制服の場合は、2~3年は使うことが多いので、大きめのサイズでも大丈夫なよう、もう少し後の準備でも大丈夫です。
また、ついお子さんの準備に気を取られがちですが、出席するパパ、ママも式典に参加するに相応した服装の準備も忘れないようにして下さい。

いつから準備を始める?女の子編

小学校入学準備を始めるとき、女の子と男の子でも少し違いがあります。
まずは、女の子の場合についてお伝えします。
女の子の場合、ランドセルの準備と長い髪のヘアースタイルに注意が必要です。
ランドセルの販売時期はだんだんと早まってきています。
離れて暮らしている場合、夏休みの帰省時におじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらう方も多いようです。
女の子の場合、ランドセルのカラーバリエーションは、男の子より幅広いです。
好みの形、色のランドセルを買ってもらいたいと思っているときは、夏前に予約しておくといいです。
次に、ヘアースタイルについてです。
長い髪で毎日ママに結んでもらっている子の場合、体育の着替えのときにからまったりして大変なことも少なくありません。
冬休みのころには、お子さんでも簡単に結べる長さにするか、ショートカットにすることをおすすめします。
そして、少しずつお子さん1人でも結べるよう練習しておくといいです。
いつから準備を始める?男の子編

男の子の場合のランドセル選びは、女の子ほどカラーバリエーションは多くないので、少し余裕を持って購入できるかと思います。
男の子の場合、特に気をつけてほしいのが、トイレ問題です。
小学校の男子トイレは個室の数は女子トイレより少ないです。
登校前の排便習慣をつけておくといいです。
冬休みのころから朝食後には必ずトイレにいくようにして、排便習慣をつけるといいです。
男子の場合、個室トイレを使っていると冷やかされたりして、トイレに行くのをためらってしまうお子さんもいます。
そのためにも入学前に毎朝の排便習慣がついていると安心です。
入学前にやっておくべきこと

幼稚園や保育園では、着替え、食事、排泄などさまざまな面で先生のサポートがありました。しかし、小学校ではそうはいきません。まずは生活面でできるだけ「自分のことは自分でできる」ようにしておくといいです。まずは自分でできるようにしておきたいのは、次の6点です。
- 早寝早起きをする
- 次の日の準備をする
- 自分で着替えられる
- 和式トイレが使える
- 食事のとき、茶碗を運ぶお手伝いをする
- あいさつをする
基本的な生活習慣ばかりですが、子供1人で自分からするのは難しいことです。
入学前から少しずつできるようにしておきたいことです。
体育の授業では着替えが必要です。
ボタンやチャックのついた服は1人では難しいこともあります。
少しずつ練習しておくといいですね。
ちょうちょ結びもできるといいです。
また、女の子の場合、髪が長い子は簡単に結ぶことができるようにしておきたいです。
また、給食では配膳もします。
幼稚園や保育園だけではなく、家でも配膳の練習しておくといいです。
汁物の配膳はこぼしやすくなります。
家でもお盆やトレーを使って、汁物の配膳の練習をしておくといいです。
また、小学校のトイレは、洋式トイレばかりではありません。
和式トイレも使えるようにしておきたいです。
あいさつは生活の中の基本ですね。
大人も言えていないことも多いです。
普段からあいさつができるようにしておきたいですね。
学習面では次の2つです。
- 机に座ることに慣れる
- ひらがな、数字、時計に慣れる
小学校の授業は45分です。
いきなり45分も座っていられず、授業中立ったり、歩いたりする子もいます。
短時間でいいので、絵本を読んだり、お絵かきをしたりして、机に向かうようにするといいです。
小学校で、ひらがな・数字を書くことから勉強が始まります。
ひらがな・数字・時計に興味を持てるようにしたいです。
最低限、自分の名前は書けなくても、読めるようにしておきたいです。
保育園・幼稚園は1人で行くことはなく、パパやママが一緒でした。
交通安全も大人が見守っていてくれました。
しかし、小学校は子供だけで出かけます。
一度は通学路を子供と一緒に歩いて、危険な場所をチェックしておきたいです。
また、交通安全のルールもしっかりと身につけておきましょう。
まとめ

お子さんの小学校入学は、いきなり大海に出すようなもので不安がつきません。
つい「もう小学生なんだよ」など言ってしまいがちです。
親は、頑張ってねと励ましているつもりですが、プレッシャーになってしまいます。
親も不安なら、子供も不安です。
小学校入学を楽しめるよう、日々の生活の中で親子で少しずつ入学準備をしていきたいですね。
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