小学校入学準備のスケジュールややっておくべきことをまとめました。
お子さんが小学校に入学するとなると楽しみな反面、いつから何を準備したらいいのか不安もありますよね。
初めての入学準備となるとなおのこと!
また、入学準備にかかる費用もどれくらいになるのかも心配です。
そこで今回は、そんな小学校入学準備のスケジュールとこれだけは入学前にやっておいた方がいいということを紹介します。
小学校入学準備のためのスケジュールは?
地域によって多少異なる場合もありますが小学校入学までの大まかなスケジュールと合わせ、一般的にご家庭で準備することのタイミングを紹介します。
4月〜8月 | ランドセル探し |
9月~11月 | 就学前健診・学習机探し |
12月~1月 | 就学通知書を受け取る |
12月〜 | 入学式用の服探し |
1月~2月 | 入学説明会 |
4月 | 入学式 |
・4~8月ごろ:ランドセル探し
ゴールデンウィークのころになると、ランドセルのCMを見かけるようになります。
人気モデルは早々に完売してしまうので、早めに探し始めるといいです。
入学直前になるとお安くなるのでは・・と期待される方もいるかもしれませんが、ランドセルは入学児童数を考慮して制作しているので、お安くなることはほとんどありません。
お気に入りのものを見つけるには、この時期から探し始めるといいですよ。
・10~11月ごろ:就学前健診
小学校入学に対しての手続きや届け出などは必要ありません。
公立小学校に入学するのであれば、入学前の秋、地域によって差はありますが、10月ごろにお住まいの地域の小学校で行われる「就学時健康診断」のお知らせが自宅に届きます。
お住まいの市区町村から実施日のお知らせが届きますよ。
健康調査票や簡単な問診票が入っているので、必ず目を通しておいて下さい。
就学前健診は親子一緒に出席することが必要です。
また、仕事の関係上、学童保育の利用を希望される場合は、申し込みもこの時期になることが多いので注意しましょう。
就学時健康診断のお知らせの中に学童保育の申し込みのお知らせも入っていることもありますし、保育園で申込書を配布される場合もあります。
・学習机探し
学習机は、新商品が秋に発売されます。
机を用意しようを思われるなら、この時期に探すといいですよ。
12月〜1月:就学通知書を受け取る
12月〜1月、多くが年が明けてから「入学通知書」のはがきが郵送されます。
紛失してしまった場合は再交付もできますが、手間がかかるので大事に保管しておきましょう。
・12月〜:入学式用の服探し
七五三が終わると、入学式向けの服が販売されます。
私立の場合は、学校の案内に従って、制服の準備もしていきましょう。
また、ついお子さんの準備に気を取られがちですが、出席するパパ、ママも式典に参加するに相応した服装の準備も忘れないようにして下さいね。
1月~2月:入学説明会
1月〜2月ごろに保護者向けの「入学説明会」は開催され、入学式を迎えることになります。
「入学説明会」では、学校で必要な学習用品の説明もあるので、入学に必要なものを本格的に準備し始めるのは「入学説明会」後の2月くらいからという方が多いですね。
しかし、ランドセルや学習机などは販売時期もあるので、人気商品は早くに品切れになってしまうこともあるので、時期を逃さずに準備することをおすすめします。
入学前にやっておくといいこと 【生活面】
幼稚園や保育園では、着替え、食事、排泄などさまざまな面で先生のサポートがありました。
しかし、小学校ではそうはいきません。
まずは生活面では「自分のことは自分でできる」ように少しずつでも準備しておくといいです。
まずは自分でできるようにしておきたいのは、次の6点です。
- 早寝早起きをする
- 次の日の準備をする
- 自分で着替えられる
- 一人でトイレに行ける
- 食事のとき、茶碗を運ぶお手伝いをする
- あいさつをする
- 交通ルールを再確認する
基本的な生活習慣ばかりですが、子供1人で自分からするのは難しいことです。
入学前から少しずつできるようにしておきたいことです。
早寝早起きをする
分団で登校する場合は集合時間がありますし、登校する時間も決まっています。
遅刻しないよう早く起きれるようにしておきましょう。
そのためには早く寝る必要がありますよ。
また、睡眠不足では学校生活にも支障が出てきてしまうため、しっかり睡眠時間を確保できるよう、早寝早起きが大切なのです。
次の日の準備をする
忘れ物がないよう、毎日自分の用意をしっかり準備する必要があります。
そんな毎日の準備をいきなり自分一人でできるようになれというのも難しい話しです。
入学前から少しずつ自分の準備は自分でするように習慣づけていきましょう。
大人が必要以上に手や口を出さないよう、お子さんにやらせてあげてください。
自分で着替えられる
体育の授業では着替えが必要です。
特にボタンやチャックのついた服は1人では難しいこともあります。
少しずつ練習しておくといいですね。
ちょうちょ結びもできるとさらにいいです。
また女の子の場合、髪が長い子は体育などで髪型が崩れることも多いので、簡単に結ぶことができるようにしておくことをおすすめします。
食事のとき、茶碗を運ぶお手伝いをする
また、給食では配膳もします。
幼稚園や保育園だけではなく、家でも配膳の練習しておくと安心です。
汁物の配膳はこぼしやすくなります。
家でもお盆やトレーを使って、汁物の配膳の練習をしておきましょう。
一人でトイレに行ける
また、トイレも自分一人でできるようにしておきましょう。
特に小学校のトイレは、洋式トイレばかりではありません。
最近はだいぶ少なくなってきていますが、いざという時のために和式トイレも使えるようにしておくと安心ですよ。
あいさつをする
あいさつは生活の中の基本です。
普段からあいさつができるようにして、元気に登校できるといいのではないでしょうか。
特にあいさつはマナーとしてはもちろん、防犯にも繋がるためしっかりできるようにしておくといいですよ。
交通ルールを再確認する
保育園・幼稚園は1人で行くことはなく、パパやママが一緒でした。
交通安全も大人が見守っていてくれました。
しかし、小学校は子供だけで出かけます。
一度は通学路を子供と一緒に歩いて、危険な場所をチェックしておきたいです。
また、交通安全のルールもしっかりと身につけておきましょう。
入学前にやっておくといいこと 【学習面】
学習面では次の2つのことがあり程度できるようになっていると、スムーズに学校生活がおくりやすいのではないでしょうか。
- 机に向かうことに慣れる
- ひらがな、数字、時計に慣れる
机に向かうことに慣れる
小学校の授業は45分です。
いきなり45分も座っていられず、授業中立ったり、歩いたりする子もいます。
短時間でいいので、絵本を読んだり、お絵かきをしたりして、机に向かうようにするといいですよ。
ひらがな、数字、時計に慣れる
小学校では、ひらがな・数字を書くことから勉強が始まります。
ひらがな・数字・時計に興味を持てるようにしておくといいかもしれません。
自分の名前は書けなくても、読めるようにしておくことをおすすめします。
まとめ
小学校入学準備のスケジュールややっておくべきことを紹介しました。
・小学校入学に対しての手続きや届け出などは特段なく、市区町村からの通知にしたがって、就学前健診や説明会などに参加する
・一般的にランドセルの準備はゴールデンウィーク頃から、学習机は11月頃から、用品準備は1月の説明会が終わった後あたりからする方が多い
・小学校入学に向けて、自分のことは自分でできるよう、着替えやトイレ、明日の準備を自分でできるように慣れていくといい
・小学校入学に向けた準備の学習面としては、ある程度の時間、机に向かうことができるようにし、ひらがなや数字、時計に慣れ親しんでおくといい
お子さんの小学校入学は、いきなり大海に出すようなもので不安がつきません
つい「もう小学生なんだよ」など言ってしまいがちです。
親は、頑張ってねと励ましているつもりですが、プレッシャーになってしまいます。
親も不安なら、子供も不安です。
小学校入学を楽しめるよう、日々の生活の中で親子で少しずつ入学準備をしていきたいですね。
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