新年を迎え、今年度も残すところ約3ヶ月。来年度に向けて様々な準備が始まっていく頃ではないでしょうか?
4月から環境がガラリと変わる方も少なくないと思います。
我が家もその1人。娘の入園を控えています。何度経験しても準備には不安がつきもの。
足りないモノはないだろうか?娘が困ることはないだろうか?など色々なことを考えると3ヶ月はあっという間に過ぎていくでしょう。
そんな中で気になるのがやっぱり勉強ですよね。
部活に習い事など、忙しい子どもたちに落ち着いて学習に取り組んでほしい、無理なくできることを優先して学習して欲しい
このように考えた時、おすすめしたいのが、コロナ禍以降、感染防止の観点から急速に広がったオンライン学習を利用したシステムの「オンライン家庭教師」です。
今回はそんな「オンライン家庭教師」についてお話したいと思います。
オンライン家庭教師」とは・・・?
Web上でテレビ電話やzoomなどのソフトを利用して遠隔で学習指導をスタイルの家庭教師サービスです。
- 離れた場所でも利用できる(地方など)
- 子どもにとって最適な講師を選ぶことができる
- 通う負担の軽減
- 時間の有効利用
などのメリットが上げられます。
オンライン家庭教師のやり方は?
オンライン家庭教師のやり方については、大きく分けて3つのパターンがあります。
1⃣カメラを使いお互いに顔を映しながら対面式で授業を進める。
2⃣ノートなどに書く様子を共有しながら授業を進める。
3⃣お互いに顔とノート、黒板など学習環境全体を映しながら授業を進める。
大きく分けて上記のような方法があります。
詳しく説明していきましょう。
1⃣カメラを使いお互いに顔を映しながら対面式で授業を進める
Webカメラを利用して、お互いに顔を映した状態で授業を進めていきます。
お互いの表情が見えるので、教師側は生徒の表情を読み取りながら指導を進めることができますね。
また、生徒側も先生の顔が見えるため質問しやすく、積極的にコミュニケーションをとることができるのが利点です。
しかし、生徒がノートに記載している様子は見えないため、書いた内容を確認する際は画面にノートを映してもらわなければいけないなど手間がかかります。
教師側は臨機応変に声かけをおこないますが、ノートも常に見てもらい、ノート指導などを希望される場合は、以下2つの方法での授業をおすすめします。
2⃣ノートなどに書く様子を共有しながら授業を進める
ノートやタブレット端末に書き込む様子(手元)を共有しながら授業を進めていく形になります。
この方法は、生徒の考え方や躓いているポイントが明確に分かるため、教師はそのポイントを効率的に指導することができます。
画面の共有方法は、
・書画カメラやスマホなどでノートに書きこむ様子(手元)をパソコンやタブレットを利用 して映す
・ペン式タブレットを使用して画面上に直接書き込んでいく
ペン式タブレットの場合は教師と生徒が同じ画面に書き込むことが可能なため、対面式のような感覚で授業を受けることができるでしょう。
3⃣お互いに顔とノート、黒板など学習環境全体を映しながら授業を進める
お互いの顔とノート(手元)の両方を映しながら授業を進める方法です。
先ほど述べた2つの方法のいいとこどりをした方法になるため、コミュニケーションのとりやすさや理解のしやすさでもおすすめです。
ただし、パソコンの他に書画カメラなど複数の機材が必要なため、予算に応じて検討する必要があります。
なかには専用のアプリを利用することで、機材を揃えなくても顔とノート(手元)の様子の両方を映しながら授業を進められる会社もあります。
授業の進め方も会社によって様々なので、1社に決める際の参考にしてみてください。
〈入会するまでの流れ〉
参考までに入会までの手順(流れ)を紹介します。
1.家庭教師会社の資料やHPをチェック
2.気になることや質問事項を問い合わせし、確認
3.申し込み
4.面談・体験授業の案内
5.体験授業
6.入会
細かいところは各会社によってことなりますが、大まかな流れはこのようなものだととらえてください。
1.家庭教師会社の資料やHPをチェック
まずはどの家庭教師会社にするか決める必要があります。
たくさんある会社の中から選ぶのが困難な場合は、比較サイト等から各会社の情報を集めてみましょう。
いくつかの会社を比較することで、それぞれの会社の指導方針や特長を、授業のやり方などをとらえることができます。
気になる会社をいくつか見つけた後は、授業を受けるお子さまと、資料やHPなどから条件に合う会社を選びましょう。
2.気になることや質問事項を問い合わせし、確認
申し込みをする前に、気になることなどはきちんと問い合わせておきましょう。
資料やHPには大抵問い合わせ先が記載されています。「こんなことで?」と思うようなことでもきちんと理解をして入会することが、長く続けられるポイントになります。
3.申し込み
資料を取り寄せた場合、資料に同封してある申し込み用紙、HPにも申し込みフォームが設けられていることがほとんどなのでそちらから申し込みをします。
4.面談・体験授業の案内
申し込み後は、面談や体験授業(模擬授業)の案内になります。
面談では、なぜ家庭教師を利用しようと思ったのか、目的(苦手なところ、受験対策)、現在の学校での学力の状況などを質問されることが多いでしょう。
この情報をもとに教師の選考が行われるため、他に要望・伝えておきたいことなどあればこの面接で伝えておきましょう。
この面接で授業のシステムや料金の詳細などの説明があります。
最後に、無料体験の日時を決定します。
5.体験授業
無料体験授業では、機材の操作方法、接続状況の確認、学習に対する面談、生徒の学力を把握するための簡易的な授業を実際に行うことが多いそうです。
無料体験では専用の電子機器などが必要になることはほとんどありません。会社によっては必要な機材を郵送してくれるところもあります。
また、実際の指導で使うデジタルツールの動作方法は教師が一緒に行うため、これまでにSkypeやzoom等のツールを使ったことがなくても心配する必要はありません。
6.入会
体験授業を終えた後、本入会するかどうか決定します。
体験授業を行ったからといって必ず入会する必要はありません。
複数の会社の無料体験を試してみることも良いことでしょう。
特にオンライン授業では教師の指導方法によって理解のしやすさが大きく関係してくるため、積極的に体験授業を受けてみましょう。
また、入会する場合は家庭教会社と契約を結びます。ここで次回の授業日程をきめることになります。入会金や回数、月額などの条件をきちんと確認し、納得理解したうえで契約に進みましょう。
中学生におすすめのオンライン家庭教師
中学生におすすめのオンライン家庭教師をご紹介します。
おすすめは以下の3つです。
- 家庭教師のトライ
- スクールIE online
- メガスタ中学生
ぜひ参考にしてください。
《家庭教師のトライ》
授業形式:対面/オンライン 個別指導
教師タイプ:プロ家庭教師/学生家庭教師
科目:国語/数学/英語/理科 他
特長:発達障害サポート/不登校サポート/生徒自宅外指導可能
料金:¥4180(税込)~/時間
コース:・定期テスト対策コース・さかのぼり学習コース・高校入試対策コース・中高一貫校専門対策コース・難関高校入試対策コース
講師による個別指導(マンツーマン)に最新のAI学習を組み合わせた新しい形の家庭教師による指導をおこなっているオンライン家庭教師です。
生徒一人一人の目標や個性に合わせた完全オリジナルオーダーメイドの学習プランを作成し学習プランを提案し学習を進めます。
オンライン指導の料金は月4回で月額¥10000~と継続して受講しやすくなっていますよ。
120万人の指導実績を基にした質の高い指導を自宅で受講が可能!
講師の交替や追加も追加料金なしでできるため、相性のいい講師をみつけることができます。
曜日や月の受講回数も自由に選択可能で、部活や他の習い事との両立もしやすくなっています。
《スクールIE online》
授業形式:個別指導 1対1/1対2
教師タイプ:担任制 ベテラン講師/難関大学現役大学生
科目:国語/数学/英語/理科 他
特長:発達障害サポート/不登校サポート/生徒自宅外指導可能
料金:¥23100~ 週1回月額
コース:・定期テスト対策コース・さかのぼり学習コース・高校入試対策コース ・各種検定対策コース・難関高校入試対策コース
独自の性格診断や学習診断による完全オーダーメイドのカリキュラムを作成。
数学・国語に特化したコースや公立中高一貫校受験コースなど多くのコースが設けてあり、お子さまの目的に合わせた学習プランを作成できるでしょう。
指導は1対1や1対2の個別指導で、お子さまに合った講師が担任となって熱心に指導しています。
お子さまの性格や学力に合わせた対応によって得意を伸ばす学習スタイルが特長です。
料金は個別診断や目標、週の回数によって異なってきます。
《メガスタ中学生》
授業形式:個別指導
教師タイプ:学生講師/社会人講師/プロ講師
科目:国語/数学/英語/理科 他
特長:不登校生の勉強サポート/指導日以外に質問可能な「いつでも質問サービス」
料金:週1回40分:月額¥6700~
週1回90分:月額¥13300~
コース:・学生講師コース・大学院生/社会人講師コース・若手プロ講師コース・プロ講師コース
メガスタのオンライン家庭教師では独自のシステムで講師が家に来る家庭教師と同じような感覚で授業をうけることができます。
講師紹介後も手厚いサポート体制が備わっているのが大きな特長です。
実績が豊富で難関校にチャレンジしようとしているタイプの子におススメです。
近頃は新聞やテレビでも紹介されています。
メガスタでは指導日以外でも質問することができるため、学校の授業などの疑問もその日のうちに解決することができます。
まとめ
今回は3つのオンライン家庭教師について紹介しました。
このほかにもたくさんのオンライン家庭教師があります。
実際に利用してみなければ合うのかわかりませんが、オンラインのメリットでもある「家で受講できる」ということを活かし、いくつかのオンライン家庭教師を試してみて、お子さまに合う先生、システムをみつけてみて下さい。
感染症などの心配がなく、送迎の手間も省けるそんなオンライン家庭教師は今後もますます増えていくでしょう。
お子さまにとっても、親御さんにとっても良い環境のオンライン家庭教師が見つかることを願っています。
中学校生活が充実したものになるよう、家庭学習の方法の一手段として「オンライン家庭教師」を検討してみてはいかがでしょうか?
先日従妹に会い、従妹は中学校に上がる子どもの家庭学習について悩んでいると相談をうけました。塾に通わせる?家庭教師お願いする?サブスクで学習環境を整える?様々な選択肢がある中で、全てにおいてお金がかかるため「全部やってみよう!」はできません。また、合わなかったわーと簡単に切り替えるのも親としては・・・。学ぶのは子ども自身ですが、その環境に導くのは親の役目。部活に習い事、忙しい子どもたちが落ち着いて学習に取り組めること、無理なくできることを優先したいなど希望を踏まえた上で提案したのが「オンライン家庭教師」でした。
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