小学校受験をお考えの親御さんの多くが
「うちの子は受験に向いてる?どんな子が受験に受かりやすいの?」
と一度は疑問を抱えるのではないでしょうか。
そこで今回は、小学校受験に向いている子・不向きな子の特徴や受験に向いている子供に育てる親子の関わり方のコツを紹介します。
実際、向き不向きだけでは言えない小学校受験を親子で乗り越えるヒントにしていただければ幸いです。
小学校受験に向き不向きってあるの?
小学校受験には、確かに向き不向きが多少なりとあります。
小学校受験に向いている子・不向きな子とはどのようなタイプなのでしょうか。
向いている子と不向きな子の特徴をまとめました。
向いている子 | ・好奇心が強い ・負けずぎらい ・向上心がある ・素直さがある ・協調性がある |
不向きな子 | ・勉強以外に夢中になっているものがすでにある ・落ち着きがない ・素直に話が聞けない |
このように、好奇心や負けず嫌いなお子さんは、受験勉強も楽しんで自ら取り組める傾向にあるため、小学校受験に向いています。
しかし、他にすでに熱中できる興味の対象があるお子さんは、受験よりもそちらの才能を伸ばした方が良い場合があったり、
落ち着いた行動ができるようになるのが先なお子さんは、受験勉強がストレスに感じてしまうこともあり受験に向かないこともあります。
では、小学校受験に向いている子・不向きな子の特徴について、詳しくみていきましょう。
小学校受験に向いている子の特徴
では、小学校受験に向いている子の特徴について、詳しくみていきましょう。
小学校受験に向いているお子さんの特徴には、以下のようなタイプのお子さんが多いです。
- 好奇心が強い
- 負けずぎらい
- 向上心がある
- 素直さがある
- 協調性がある
好奇心が強い子
小学校受験は幼い頃から学習することが求められるため、
知らないことを知りたいと思う好奇心は、勉強の大きな原動力となり受験の力添えになるでしょう。
勉強をしていく中で興味を持つ心がなくては、新しいことを取り入れていくことが苦手になってしまたり、勉強の途中でやる気をなくしてしまいやすいです。
また、小学校入学後も学習は続き、多くの教科を並んで勉強していく必要があります。
自分の知らないことに興味を持つことは、受験勉強にも学校入学後の学習にも、お子さんを学びに向かわせる大きな原動力なのです。
負けずぎらいな子
負けず嫌いのお子さんも小学校受験のような試験に対して、楽しんで学習をすすめることができます。
親が必死で勉強させようとしなくても、お子さん自身に適度な競争心がると
「クラスで一番になりたい!」という思いで自ら勉強に向かう子が多いです。
向上心がある子
多くの国立私立の小学校が、お子さんの個性を伸ばす教育に力を入れているため、
向上心のあるお子さんのやる気をさらに引き出してくれる小学校にいかせたい方は受験がおすすめです。
また、受験勉強に対しても向上心は、勉強に対する原動力になりますよ。
素直さがある子
素直さがある子も、小学校受験に向いていますよ。
先生からの教えを聞いて素直に受け入れることで、多くの勉強を理解することができます。
また小学校のような集団生活では、素直なお子さんの方が学校生活に適した活動ができるのも大きなポイントです。
協調性がある子
小学校受験の特徴として、筆記試験だけでなく面接や行動観察の試験が重視されるため、協調性も大きなポイントとなります。
試験の中で学校側は、集団行動に適性があるのか、お子さんの協調性や社会性をみているからです。
上の素直さと同じように、協調性のあるお子さんは学校側も入学後の生活がイメージしやすいですよね。
また基本的なことですが、心と体身が健康であることは、受験勉強を始めるにあたり必須です。健康管理はもちろんのこと、自分の気持ちを我慢せずに自分の口で伝えられるといいですね。シャイなお子さんもいますが、常に過度の我慢をしているのとは違います。心と体が不調な状態では、そもそも受験勉強をすすめていけれません。
小学校受験に向いている?チェックするポイント
向いているのか迷ったら、以下のポイントを確認してみましょう。
- プリント学習に楽しく取り組める
- 指示を待って行動できる
- いわれたことをきちんと守る
- 大騒ぎをせず我慢できる
- 話しかけたことに受け答えがきちんとできる
- 少しの時間でも集中することが出来る
あくまで目安ですが、当てはまるものがあれば、受験勉強にも立ち向かう力があるはずですよ!
小学校受験に不向きな子の特徴
小学校受験があまり向いていない子の特徴についてもみていきましょう。
しかし、以下に当てはまるからといって能力が低い、小学校受験する価値がないというわけではありません。
お子さんがただ受験のタイミングではないだけで、能力が伸びるタイミングがまだ先、他に興味があるというだけなので落ち込む必要ないです。
また、向いていないと言われる特徴に当てはまっていても、繰り返し学ぶ中で問題なく対応できるようになる子も多くいます。
それを踏まえてみていきましょう。
- 勉強以外に夢中になっているものがすでにある
- 落ち着きがない
- 素直に話が聞けない
勉強以外に夢中になっているものがすでにある
すでに勉強以外に夢中になっているものがあるお子さんは、無理に小学校受験をさせる必要はないと思います。
例えばスポーツや芸術、音楽など、すでにすごく集中しているものがあれば、そちらの能力を伸ばしてあげる方がお子さんも嬉しいのではないでしょうか。
ですが、小学校受験も学力を問うだけではないため、お子さんの才能を伸ばせる小学校に出会えたのなら、小学校受験もおすすめです。
落ち着きがない
活発なのも魅力ですが、度が過ぎると受験勉強をすすめていくにあたり、親も子も大きなストレスになりかねません。
常に落ち着いている必要はないため、公共の場や大事なところでは落ち着けるようにできるといいですね。
まずは電車やバスでの移動やレストランでの食事をする場面など普段の生活の中から、落ち着けるよう少しずつ働きかけていきましょう。
素直に話が聞けない
自分のやり方に固執しすぎてしまうお子様も、受験が辛くなってしまうかもしれません。
日頃からお子さんの意見を肯定しながら、「こういうやり方もあるんだよ」と新しいやり方を、教えてあげるよにすると
新しいものを少しずつでも受け入れられるようになると思いますよ。
小学校受験に向いている子供に育てる親子の関わり方
では、どうしいたら小学校受験に向いているお子さんに育てられるのでしょうか。
それは、親との関わり方が大きく関係してきます。
幼児期のお子さんはとても柔軟で、親の影響を大きく受ける時期です。
そのため親御さんとの関わり方で、変化や成長は無限に広がっていますよ。
むしろ受験に向いていないのはお子さんではなく、実は親の方が向いていなかったという場合も多いです。
受験に向いているお子さんを育てるには、親はどのようにお子さんと関わっていけばいいのかみていきましょう。
- お子さんとの会話を大切にする
- お子さんと沢山遊ぶ
- 干渉しすぎない
- 勉強やしつけを厳しくしすぎない
- 子供のわがままを全て聞き入れない
意外とお子さんとの時間が片手間になっていませんか?
正直私もですが、お子さんと話す時に家事をしながら聞いていたりすることも多いと思います。
可能であれば、お互いの目を見ながら会話だけに集中する時間を持つといいですよ。
お子さんとの遊びも、季節や自然を感じられるものや道具に頼らない遊びなどおすすめです。
例えば公園に行って遊んだり工作をしたりと、体や手を実際にお子さんと動かして遊ぶことで、お子さん自身に遊びを見つけ出させましょう。
また、ついついお子さんが心配になり、「これをしなさい」「これはダメ」などのように干渉しすぎてしまうと自分で物事を考えられない子になってしまいます。
しつけも大事ですがあまりに厳しすぎると、自信がなく萎縮してしまったり、
逆にわがままに全て付き合ってしまうのも自己中心的な考えになりやすいので注意が必要です。
普段よりお子さんを見守り、お子さん自身に考えさせるようにしていきましょう!
まとめ
子どもにとってどんな学校に入学するのか、そもそも小学校受験をするのかは、お子さんの大事な人生の選択になります。
小学校受験には子分の子供が向いているのか心配はあると思いますが、向いていないからといって諦める必要はありません。
親と子の関わりや教育の中で子どもは変わってしていくため、お子さんを見守り愛情いっぱいに関わることが大事です。
また、小学校受験はもちろん親や周りの協力も大切ですが、受験をする本人の意思を大切にすることがとても大切です。
しっかり話をした上で、小学校受験をする時は、家族で協力できることを探しながら合格に向けて努力していけたらいいですね。
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